Appleは6月5日(日本時間6日)に開催されたWWDC 2017(世界開発者会議)において、家庭向けのSiri搭載スマートスピーカー『HomePod』を発表しました。
今回のWWDCの目玉のひとつでもあった『HomePod』とは、いったいどのような製品なのでしょうか?
Apple Musicをコントロールできる高性能Wi-Fiスピーカー
『HomePod』は、まずなんと言ってもスピーカーです。
ですが、そこはAppleが提供するスピーカーだけあって、Apple Musicに最適化されているとのこと。
『HomePod』にはSiriを搭載しているので、スピーカーに話しかけるだけでApple Musicのコントロールができます。
Apple Musicのインターフェイスがわかりにくくて苦手という方にとっては、けっこう便利になりそうですね
もちろん、スピーカー自体としての機能にも期待できます。
ワンボディの見た目からしてモノラルっぽい音になるのではと思ったのですが、実際には7つのツイーターにひとつのウーファーを搭載していて、空間に合わせた音響コントロールをしてくれます。
周りの空間を自動認識して壁への反射などもコントロールすることにより、まるでフルセットのスピーカーを使っているような音場を楽しめるそうですよ♪
スマート家電の操作もアシスト!
また、『HomePod』に搭載されたSiriは、ただApple Musicや音場をコントロールするだけではありません。
部屋に常設されたAIホームアシスタントして、さらにはスマート家電のハブとしても機能します。
iPhoneに搭載されたSiriと大きく異なるのは、6個のマイクを搭載したことによる音声認識精度の向上。
部屋の反対側から話しかけてもOKなので、より自然なアシスタントとして役立ってくれることに期待できそうですね(^_^)
価格は349ドル、日本での発売は未定
『HomePod』は12月に、まずは米国などで発売を開始する予定。
価格は349ドルと、Appleらしいなかなか強気の価格設定になっています。
日本での発売は未定ですが、先行発売の各国での評判を楽しみに待ちましょう!
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参照元:Apple/Homepod