今回ご紹介する『Beholder』は、未来のディストピアを舞台としたシミュレーションゲーム。
荒唐無稽なフィクションと笑い飛ばすことのできない、もしかしたら実際に待ち受けているかもしれない状況に、非常に考えさせられる社会派ゲームですよ(^_^)
平和と秩序のために、アパートの住民を監視して国家に報告しよう!
ユートピア(理想郷)の対極に位置する存在であるディストピア。
一見すると平和なものの、すべてが管理・統制され、全体主義がまかり通り、自由な意見は許されない、そんな未来のディストピアが舞台となります。
あなたは国家のエリートとして、とあるアパートの管理人として赴任し、アパートの住民の行動を監視することになります。
ぶっちゃけスパイ行為ですね(^_^ゞ
怪しい住民について調べるように国から指示が来るので、まずはそれにしたがって行動しましょう。
たとえば、留守を確認して鍵穴から部屋の様子を覗き込んでみたり……。
マスターキーで無断進入して監視カメラを設置したりします。
おっと、ご禁制の麻薬を扱っているところが監視カメラに目撃されました!
どうやらこの住民は麻薬の密売人だったようですね。
現在の証拠を元に脅迫や強請りもできますが、今回はすぐに国へと報告してしまいましょう。
報告を送ると、さっそく警察が駆けつけて平和な社会を脅かす犯罪者を捕まえていってくれました。
こうしてミッションをクリアすることで、あなた自身の評判も上がるし報酬も手に入ってくるわけですね♪
国の意向に逆らって住民を助けるなど、すべての判断はあなた次第
麻薬犯罪などを取り締まるのならば、むしろ進んで協力したいところですが。
政府からの命令にはだんだん怪しいものも混ざってきます。
りんごが禁止されたり、特定の書物が禁止されたりとなると、治安維持を名目にした弾圧の可能性もありますよね。
そのまま国家の走狗として、おそらくは善良であろう住民の弾圧に邁進するも良し。
逆に、国家の意向に逆らって、そうした住民を助ける選択肢もあります。
もちろん、統制社会の国家に逆らうわけですから、あなた自身のリスクもたいへんなことになりますが。
どんな選択をするのもあなた次第。
それによってどう物語が変化するのかも、すべてはあなたの判断にかかっているのです。
日本語訳こそ微妙ですが、非常に考えさせられる超オススメの傑作シミュレーションですよ!
記事で紹介したアプリ
※販売価格はレビュー作成時のものなので、iTunes App Storeにてご確認くださるようお願いします☆
※ Androidアプリは上記iPhoneアプリとはアプリ名称、金額など内容が異なる場合があるのでご注意ください!