10月28日に発表された新MacBook Proは、4年ぶりの大刷新ということで多くの人の注目を集めています。
そんな新MacBook Proがtechjo編集部にもやってきました。
15インチの新MacBook Proの使い心地はどうか?Touch BarやTouch IDを含めてレビューします!
新色スペースグレイがかっこいい
新MacBook Proは従来のシルバーと、新色のスペースグレイの2色があるのですが、今回やってきたのはもちろん新色のスペースグレイ。シルバーしか見たことがないので、期待が高まります。
背面のAppleマークはもう白く光ることはなく、目の前にあるものを美しく反射するように。これが落ち着いたスペースグレイとマッチしていて、さらにかっこいい。太陽の光で真っ黒に焼けた健康的な夏の肌を想起させます。
操作が楽になる広いトラックパッド、4つのポートはデスク周りのレイアウトが自由に
今回、トラックパッドが大きくなったということで、13インチのMacBook Airと並べて比較してみましたが、大きさの差は一目瞭然。なんで今までこの大きさじゃなかったんだろう?と疑問に思うほど馴染んでいますね。
これだけ大きいと作業もサクサク進む気がします。
そして気になるポートは全部で4つ。充電ポートは長年使用していたMagsafeを廃止し、Thunderbolt 3を採用。iPhoneのLightningが変化したように、新MacBook Proもまた、リバーシブルかつ左右どちらかに固定しないスタイルをとることで、MacBook Pro周りを自由にレイアウト出来るようになりました。
これでもう旅行先で充電をする時に変な体勢になったり、不安定な場所にMacBook Proを置くことは少なくなりそう。
また新MacBook Proと同時に登場した「Thunderbolt 3(USB-C)- Thunderbolt 2アダプタ」などのアダプタが期間限定価格で購入可能に。こちらも合わせてチェックしてください♪
Touch ID、Touch Barの使い心地は…
初搭載のTouch ID、Touch Barもさっそく使用してみました!
Touch IDはロック解除、アプリのダウンロード、ユーザーの切り替え、Apple Payの支払いで使用できます。ロック解除での使用はiPhoneのロック解除と同じ感覚なので感動はあまりありませんでしたが、Apple Payでの使用は、入力の段階が省かれるのはやはり楽ですね。
そしてTouch barの使い心地ですが、Touch IDの部分が指紋がついてしまうのに反し、Touch Barはさらっとした触り心地で、左右へのスワイプも指がつっかかる感じもなくとてもスムーズ。
Safariや写真、キーボードに合わせて自動で表情を変える様子、Touch Barでどんな動作が出来るのか、ワクワクがありました!Safariでは新規タブを開くことが出来たり、検索にすぐ移れたりと、少ないカーソルの動きで従来と変わらず便利に使えるところが「考えられてるな〜」と感じました。
対応しているアプリはまだ少ないですが、年内にはマイクロソフトやAdobeなどが対応する予定だそう。そのほか、今後どんなサードパーティアプリとどんな対応をしていくのか、とても楽しみですね!
新タイプのキーボードの感覚は?明るさがアップしたディスプレイが綺麗!
新しくなったキーボードは従来の"パチパチ"という感覚から、"ペコペコ"と凹むような感覚になり、キートップは極薄、感覚も狭くなり、打ちにくくなったかと思いきやこれが案外すんなりとハマる。どんなに静かに打とうとしても音がなってしまいましたが、新MacBook Proではとても静かにタイピングができます。
デザイン、新機能面と見てきましたが、これまでのMacのノートブックに搭載された中で最も優れたディスプレイにも注目したい。
67%明るくなり、また色域も広くなった新MacBook Proのディスプレイは白をより白く、黒をより黒く写し出してくれます。正直、このディスプレイを通して見る写真や映像が綺麗すぎて、iPhone 7やiPhone 7 Plusで見る写真や映像が物足りなく感じるほど。
結論、多くの人が懐疑的な目で見ているTouch Barは、思っていたよりも使いやすい!ですが、使いこなし方が未だ不明なので最初は多少持て余すのは間違いない。今後のサードパーティアプリと、使いこなし方次第ですね!
そして最後に1つだけ言うとするならば、スペースグレイがかっこいいということでしょうか。