iOS 10では、「写真」アプリにも新機能が追加されています。
写真アプリの新機能の中でも、「便利になった!」と個人的にもうれしい機能が、写真に書き込みができる「Markup」機能です。
「Markup」機能を使う
写真アプリの「Markup」機能は、ふだん、写真のトリミングやフィルタ変更くらいしか編集機能を使わないという人には、見つけにく場所に追加されています。
写真を編集モードにすると表示されるツールアイコンの「...」をタップします。
写真アプリと連携できるアプリのアイコンが表示されるのですが、その中に「Markup」があります。
これをタップすると、Markupモードになり、書き込みができるようになります。
線を描く
線を描くには、画面最下部に表示されているツールアイコンの内、左端にあるペンアイコンをタップします。線の色と太さを選択できます。
線をひと息に描いて、指を画面から離すと、2種類のアイコンが表示され、手描きの線をそのまま残すか、パスを編集できる図形に変換するかを選択できます。綺麗な線にしたい場合は、パスを編集できる、線の中に点が表示されている方のアイコンを選択します。
円も、チャッと描けば、後で綺麗な円に変換できます。
正円の形を保ったままサイズを調整するのは難しいので、画像を拡大して、囲みたい箇所に的を絞って円を描いてから変換するとうまくいきます。
テキストを入力する
テキストを入力するには、「T」アイコンをタップします。すぐに、画面上にテキストボックスが表示されるので、タップすると、編集可能になります。
画面右下にある「A」アイコンをタップすると、フォントの種類とサイズ、行揃えを変更できます。
写真の一部を拡大する
写真の一部を拡大するには、ツールアイコンの中の「a」が拡大されているアイコンをタップします。
画面上に円が表示され、円が置かれた箇所が、拡大表示されます。
これまで「Skitch」などのアプリを使ってやっていたことが、写真アプリだけで完結するようになり、ほとんどの書き込みはMarkup機能だけで済んでしまいそうですね☆