大勢の人がすれ違う渋谷スクランブル交差点。海外観光客からは「どこから人が集まってきたんだ」「器用にすれ違っていてアメイジングだ」との声がちらほら。
そんな渋谷スクランブル交差点を横断する人が全員歩きスマホだったら……一体どのようなことが起こるのでしょうか。
そんなありえなくはないシチュエーションを再現した映像が、DOCOMOの公式YouTubeにて公開されています!
動画が見られない方はこちら→全員歩きスマホin渋谷スクランブル交差点
現場はカオスに…
映像では、1,500人の歩行者がスクランブル交差点を渡るという設定。
ちなみに、歩行者は日本人男女の平均的な体型(身長160.3cm、体重58.8kg)で、歩く速度は「急ぎ」「普通」「ゆっくり」の3タイプを用意。
それぞれの歩行者が、自分の目的地に向かってまっすぐ進んでいきます。
歩きスマホ時の視野は、通常歩行時に比べて約1/20になるんだとか。
したがって、目の前の人を認知するのは1.5mの距離になった時。人に気がついた際は「左右によける」「立ち止まる」「まっすぐ進む」のいずれかの行動をするようになっています。
また、回避できず衝突した際は「あやまる」「スマホを落とす」「倒れる」のどれかの行動をとります。
さて、青信号になりました!青信号が点灯しているのは、たったの46秒間!
1,500人がそれぞれの目的地へ向かって歩き出します。交差点の中心部が混み合ってますね。
そして、転倒者が続出。スマホを落としてショックを受ける人もいます。
交差点を渡りきった後も、このカオス状態は収まりません(笑)
結果は、衝突件数が446件、転倒件数が103件、スマホ落下件数が21件、横断成功者はなんと547人しかいませんでした。
これはすごい結果がでましたね……。
歩きスマホをするだけで、普段の何気ない行動にこんなにも支障をきたすとは思いませんでした。
皆さんも歩きながらのスマホ利用には十分注意してくださいね!