一瞬で世界に広まっていくSNSの拡散力って相当強いですよね。
拡散されると、自分の呟きが世界中の人に見られていることを実感します。
そのSNSの拡散力が悲しい方向に働いてしまった事件があります。
イスラム過激派組織のイスラム国がSNSに投稿した、アメリカ人ジャーナリストであるジェームズ・フォーリーの斬首動画が、TwitterやFacebookを中心に瞬時に拡散されてしまったんです(>_<)
動画につけられたタイトルは「アメリカへのメッセージ」
現在動画は削除されていますが、酷い斬首動画を拡散する意味はどこにあったのでしょうか?誰もが積極的に見たい動画ではないのに…。
Twitterの最高経営責任者であるディック・コストロは、自社の運営サイトが積極的に拡散していることを受け、動画を投稿したアカウントを一時停止。
ディック・コストロの素早い判断により、動画の拡散は食い止められたのです。
We have been and are actively suspending accounts as we discover them related to this graphic imagery. Thank you https://t.co/jaYQBKVbBF
— dick costolo (@dickc) 2014, 8月 20
イスラム国はアメリカへのメッセージである暴力的なテロ行為を公表するために、引き続きSNSを利用すると主張しているので、もしかしたらまた目を覆いたくなるような動画がSNSに投稿されるかもしれません。
自分の中でしっかりと判断して、拡散しても良いものと悪いものの区別をするべきだと思います。