今、様々な航空会社で機内での専用Wi-Fiの利用が可能になっています。また、以前にiPhone女史では機内でのスマホ利用制限の緩和に関する記事もご紹介しました。
このようにどんどん便利になっていく機内環境ですが、その反面で恐ろしい可能性が指摘され今話題になっています。
サイバーセキュリティ会社のIOActiveのコンサルタントである、Santamarta氏は、旅客機の機内Wi-Fiや機内エンターテインメント機器を通じて飛行機の衛星通信システムをハックすることができることを発表しました。
また同氏は、アメリカで行われた世界中のハッカーやセキュリティの専門家が集まる年次大会、Black Hat hacking conferenceでもこのことについて講演しました。
しかし、実際の旅客機で検証することはできず、あくまでもIOActive社内での検証にとどまるため、各航空会社はそれほど危険視していないようです…。
とはいえ今回のこのSantamarta氏の指摘により、衛星通信システムにおける脆弱性が話題になったため、何かしらの対策はとられるのではないでしょうか。というより絶対とってほしいですよね!笑
内容が内容なだけに、「ま、いっか」とも言えないこのニュース。みなさんはどう思われますか?
画像・参照元:Reuters