10代~50代の男女スマートフォンユーザー500人に、スマートフォンの利用マナーについてアンケートを行いました。
なんとも興味深い結果が明らかになりましたよ!
食事デート中のスマホ利用、女性67.7%が気にかかる。
まずは未婚のスマートフォンユーザーに、食事デート中の相手のスマホ利用について尋ねたところ、男性55.9%、女性はなんと67.7%が気にかかることがあると回答しました。
また、“気にかかる使用用途”について尋ねたところ、最も多く出たのは『ゲームアプリの利用』で女性の77.8%がマイナスの感情を抱いています。一方、男性はゲームアプリの利用には寛容で、むしろメールやSNSのチェックの方が気になるようです。
おそらく“ゲームアプリ=暇つぶし”という考えの方が多いのではないでしょうか。特に女性は、男性に比べるとゲームに熱中する人が少ないため、目の前でゲームをされると「私と一緒にいてもつまらないんだ」と考えてしまうのかもしれません。しかし、最近では限定された時間にしかゲットできないアイテムがあったり、ゲームアプリが生活習慣の一部となっているケースも多いようです。
『ゲームアプリの利用』以外の回答でも、比較的女性の割合が多いです。周りのことは気にせず2人の時間を大切にしたいという女性の気持ちが伺えます。
メールや電話応答など、「場合によっては仕方ないのでは?」と思う部分もありますが、基本的にデートの食事中にスマホを使うことは避けた方がよさそうですね。
会議中のスマホ利用、半数以上は気にならない
次に、スマートフォンを利用している会社員(経営者を含む)および公務員の方に、会議・商談中の同席者のスマホ利用について訪ねました。その結果、社内会議では47.7%、社外の会議・商談では49.1%と約半数が、相手のスマホ利用は気にかからないと回答しました。ビジネスシーンでのスマホ利用が受け入れられつつあるようです。
一方で、「気にかかる」と回答した人の具体的な回答は、『メールチェック・送信』『メッセンジャーアプリのチェック・送信』『電話応答』が上位となり、3人に1人がこれらにマイナスの感情を抱いています。「会議とメール(電話)どっちの話が重要なの?」といったところでしょうか。
少数派ではありますが、『メモをとる』『わからない内容や単語の検索』、また『机の上に置く』等で嫌な思いをする方もわずかにいます。
いつでも手軽に情報をチェックできるのは素晴らしいことですが、その場に応じたルールや最低限のマナーを守ることもスマホユーザーの義務ですよ。
今回はデートと会議のような、人間関係に敏感なシーンにしぼり調査をしましたが、これが友達や家族とのシーンであれば結果がまた変わってくることと思います。
もしかしたら、いつもしていたあの行為が誰かを不快にさせているかもしれません。改めてスマホの使用方法を見直し、状況に応じて賢く使いこなしてくださいね♪