前記事と同様、10代~50代のスマートフォンユーザー男女500人に、ゲームアプリの課金に関する調査を行いました。
ゲームアプリ利用者の19.2%が課金をしている
スマートフォンユーザー500人に対してゲームアプリの利用状況を尋ねたところ、2人に1人がゲームアプリを利用し、その中の19.2%がアプリ内課金をしているということがわかりました。
課金するゲームアプリのジャンルは、『パズル・アクションパズル』の43.8%が最も多く、『カードゲーム』22.9%、『恋愛シミュレーション』18.8%と続きます。
月500円未満の少額課金者が4割
ゲームアプリ課金ユーザーに、平均的な一ヶ月の課金額を尋ねたところ、43.8%が「500円未満」と回答した。少額の課金でゲームアプリをより楽しむ人が増えているようです!
課金ユーザーの半数以上が「課金してることを言いたくない」
そして興味深いのが、課金ユーザーに「ゲームのアプリ内課金していることを友達へ伝えることに抵抗はありますか」と尋ねたところ、「抵抗がある」「少し抵抗がある」を合わせた54.2%が伝えることにネガティブな印象を持っていることがわかりました。
抵抗を感じる理由には、「無駄遣いをしていると思われそうだから」「この歳になってもお金をかけてゲームをしていると思われるのが恥ずかしい」「アプリ課金が世間的にあまり受け入れられてない」などが挙げられました。
課金をすることで、よりゲームを楽しむことができるのに、なぜか引け目を感じてしまっているのが現状です。楽しいことにお金を払うことは決して悪いことではありません。むしろ、課金することで得たアイテムが、仲間の役に立つことだってあるかもしれません。
課金を勧めているわけでは決してありませんが、良いものを良いと胸を張って言えなくなってしまっていることを、この調査で痛く感じました。