やることリスト、ToDoリスト、タスク管理。
こうした「やらなきゃいけないことをリストアップするアプリ」って、たくさんありますよね。
でも、わざわざ専用のアプリを用意しなくても、iPhoneに標準で用意された「リマインダー」アプリを使えば、とってもスマートに管理できちゃうんです♪
iPhoneの標準リマインダーは“やるとき”にリマインド
一般的なToDo管理アプリの場合、“何を”“いつまでに”やるかをリスト化するのが普通です。
それに対して、iPhoneのリマインダーでは“何を”“いつ”または“どこで”やるのかを教えてくれるようになっています。
実際に設定しながら見ていきましょう。
「新規追加」などのボタンがないため、一見するとわかりにくいですが、適当に画面をタップすれば新規項目を追加することができます。
単に“何を”するのかだけをメモするだけならば、これで十分です。
さらに、右端の「i」マークをタップすると、詳細設定を行うことができます。
指定日時を設定すれば、その時間になったら通知してくれます。
繰り返し設定を使えば、毎週、2週間ごと、毎月などの間隔で繰り返し通知させることも可能。
この間隔を見ればなんとなくわかると思いますが、時計のアラーム機能などに比べてかなり間隔が広くなっています。
細かい時間指定や曜日指定が必要なものにはアラームを、より長期スパンのものにはリマインダーを使うのが向いているでしょう。
リマインダーに登録した内容は、当日のものに関しては通知センターの「今日」のタブに表示されます。
時間が来ると、アラームと同様に通知がされましたね。
ロック画面でもちゃんと表示されるので心配ありません。
ただし注意点として、標準の通知音はたいへん短くて気がつきにくいという問題があります。
なるべくならば、サウンド設定から通知音を変更しておいた方がいいでしょう。
また、ダイアログでは鬱陶しいのでバナー形式にしたいといった場合も、通知センターの設定から変更することができますよ。
“どこで”を設定しておけば、場所移動に応じた自動通知ができる!
iPhoneのリマインダーの素晴らしい機能として、通知トリガーに「場所」を指定できる点が挙げられます。
「指定場所で通知」をオンにして、トリガーとなる場所を設定。
その場所に近づいたとき、または離れたときのどちらかで通知することができます。
たとえば、「いつ行けるかはわからないけれど、家電量販店に寄ったときに電池を買っておこう」なんていうときに、この設定がとっても便利。
普段は頭からすっかり抜け落ちていても、実際にその場所に行けば通知してくれるんですからね。
逆に、出発時に通知するようにすれば、忘れものの防止にも使えます。
もっとも、肝心のiPhoneを忘れてしまうと意味がないんですけど……。(^_^ゞ
どのくらい近づいたら(離れたら)通知するかの範囲も指定できます。
私が使った感じでは、到着時は広めに、出発時は狭めに設定するのが使いやすかったですね☆
一般的なToDoアプリやタスク管理アプリに慣れた人だと、最初はちょっと戸惑うこともあるかもしれませんが、さすがにiOSの標準アプリだけあって使いやすさはピカイチ。
とくに、指定場所での通知がとても便利ですよ!
「あれこれいちいち覚えるの面倒!」という人は、是非活用してみてくださいね☆