ここ数日、オープンソースの暗号化ソフトウェアであるOpenSSLに見つかった、「ハートブリード(Heartbleed)」という重大なバグによって、IDやパスワードなどの重要な情報がリークされる可能性があることが、世界的なニュースとなっています。
参照元:CODENOMICON/Heartbleed Bug(英語)
OpenSSLは、Facebook、Instagram、Pinterestといった、iPhoneユーザーにもおなじみのサービスを始めとして、インターネット上の数多くのサイトやサービスで利用されています。
すでに、ハートブリードバグを修正するパッチがリリースされており、多くのサイトでは、このバグが修正されつつありますが、まだ修正されていないサイトも多く残されているようです。
今後、利用しているサイトやサービスから、パスワードの変更を求める通知などが届くかもしれません。
また、届かなかったとしても、パスワードを変更した方がいいサイトの情報を、以下のサイトで調べることができます。
参照元:Mashable/The Heartbleed Hit List: The Passwords You Need to Change Right Now(英語)
パスワードの変更が必要かどうかを、一覧表で確認できます。
参照元:LastPass/LastPass Heartbleed checker(英語)
URLを入力すると、そのサイトが安全かどうかが分かります。
iPhone上で、最初にログインしてから、そのまま使っていたアプリでも、いったんログアウトしてから、再度ログインするように求められることがあります。
私の場合は、IFTTTを起動したところ、「チェックが必要なので、いったんログアウトしてからログインするように」といった内容のメッセージが表示されました。今後、他のアプリでも、そのような表示が出る可能性があります。
まだ、実際に甚大な被害が出たというニュースはないようですが、今後の情報にも注意していた方が良さそうです。