アプリのダウンロードや動画の再生など、iPhoneを利用してなんでもできる分、無意識のうちに多くの通信量を使っています。そんな中、今問題となっているのが通信速度の低下です!どうして通信速度が遅くなってしまうのでしょうか。速度低下の原因と、Wi-Fiを活用した解決法をお教えいたします!
①通信容量には上限がある。
モバイル回線(4G LTE、3G)には、通信容量の上限があることをご存じでしょうか。日本の主要3キャリアは、月の利用データ量が7GB(一部プランを除く)を超えると、通信速度が送受信時最大128kbpsに低速化します。3G回線の最大速度14Mbpsと比較すると約1/100の速度となり、動画再生はおろか画像の表示さえもスムーズに行うことができません。上限を超えないためにも、使った通信量をまめにチェックすることをおすすめします!
データ量の使用状況は、[設定]⇒[モバイルデータ通信]から確認できます。
「現在の期間」に表示されているデータ量は、統計情報のリセットをした時点からの累計数値になります。月のデータ使用量を確認するには、自分のキャリアの請求締め日翌日に毎月リセットしてください。
手軽にチェックしたいという方は、3キャリア共通で使える通信量計測アプリ『通信量チェッカー』がおすすめです!ちなみに、万が一上限を超えてしまった場合には、2625円を支払うことで2GB容量を拡大できます。高額ではないものの、できることなら抑えたい出費…使用した通信量を知っておくことで防げるなら、試してみる価値はありますね!
②iPhone×Wi-Fiで容量制限を回避☆
前述のようにチェックをまめにしていても、通信量はどんどん増えていきます。また、テザリングをすればあっという間に容量オーバー。こんなに便利な機能があるのに、通信量に怯えながら使うのは嫌ですよね。そんなお悩みを解決してくれるのが、Wi-Fiです!光回線等の固定回線を経由したWi-Fiを使えば、携帯電話回線を使用しない為、通信容量は無制限!どんなに重たいデータをダウンロードしても規制されることはありません!Wi-Fiをうまく利用することで、モバイル回線の通信容量の上限を超えにくくすることができます。通信量を減らすことができれば、iPhoneの契約プランを見直して、節約につなげることもできますね♪
③安くて簡単に始められる“自宅でWi-Fi”
Wi-Fiというと、「外出先でPCを使う時に使用するもの」という印象を持っている方も多いかと思います。実は自宅でも光回線等の固定回線を経由したWi-Fiで快適にインターネットが楽しめるんですよ☆
自宅でWi-Fiを設定するのに必要な費用は、無線LANルーターの購入代金と光回線等の固定回線料金のみ。無線LANルーターは、家電量販店で数千円で購入できるほか、固定回線のキャリアから数百円でレンタルすることも可能です。光回線等の料金は、自宅でPCをお使いの方であればすでにお支払している料金なので、別途必要な費用はありません。今までの料金のままWi-Fiを使うことができます!上限を超えてしまって2625円を払うくらいなら、Wi-Fi環境を整えた方がお得かも知れませんね!
お得というのはわかったけれど、設定が大変そう…と諦めていませんか?設定方法は、光回線の光終端装置に、無線LANルーターやカードを接続するだけ。どれも数分で作業が済んでしまうため、機械が苦手な女性でも簡単に環境を整えることができます!
④データ暗号化で、セキュリティ面も心配なし!
パスワード設定のあるWi-Fi環境のデータはすべて暗号化され、他の人からは読み取れないようになっています。初回の接続でパスワードを入力すれば、次回からは端末を自動でWi-Fiへ接続してくれます。また接続エリアを離れると、自動的にモバイル回線へ切り替えてくれるため、自然とネット回線の使い分けができます☆
<Wi-Fi接続方法>
[設定]⇒[Wi-Fi]⇒Wi-Fiをオンにして、ネットワークを選択⇒パスワード入力
次回からは、パスワード入力なしでWi-Fi接続が可能!コントロールセンターからもWi-Fiのオンオフができますよ!
これらを踏まえ、私がおすすめする快適なiPhoneの環境は、ずばり“外ではモバイル回線、家ではWi-Fi”です!動画の閲覧やアプリのダウンロードなど多くの容量を使うものはWi-Fi環境を整えた家で済ませ、その他負担にならないものはモバイル環境で楽しむ!これが1番スマートなiPhoneの活用法だと思います。動画サイトや音楽SNSなど、iPhoneで楽しめるコンテンツは増え続けています!容量を気にせず、最大限に楽しみたい方はぜひ試してみてくださいね^^