iPhoneに最初から入っているアプリは地味だけど実に役立つものがたくさんあります。その中でも優秀なのがボイスメモ機能です。
ボイスメモはその名のとおり、音声を録音できる機能です。ふだんはiPhoneのマイクを使うためモノラル録音ですが、市販のステレオマイクを接続して使うとステレオ録音もできます。
使い方はかんたん。赤い丸印のマークを押すと、高い「ポン」という音が鳴ってスタート。録音中に表示される中央の赤い四角マークをタップすると、一時停止。すると赤い丸印のマークに戻るので、再度タップすると赤い四角マークに変わり、録音がリスタートします。
録音終了は[完了]をタップしてください。すると、「ポポン」という音とともに「新規ボイスメモ」の名前を決める画面ががあらわれます。入力を追えたら最後に[OK]をタップします。
ボイスメモの音質はiPhoneの機種によって変わりますが、いまならiPhone5sのような高性能のiPhoneではかなりクリアな音質が楽しめますよ。また、音声メモはその場でトリミングして欲しい部分だけを保存することもできます。トリミングは再生中にタイトルの右側に出るマークをタップして行います。
画面右上のアイコンをタップすると、スピーカーのON/OFFの切り替えができます。
また、ボイスメモはQuickTime形式ではなく、AAC-LC (AAC Low Complexity) という形式が採用されています。ファイルは「***.m4a」というかたちで保存されます。
共有したいボイスメモは、開くとあらわれるスライダーの左下のアイコンをタップして行います。AirDropやメール、メッセージでボイスメモを共有できます。
わたしはこの共有機能を使い、Evernoteのアップロード用アドレスへ転送して活用しています。Evernoteの録音メモをこのボイスメモを同じiPhoneで録って聴き比べてみました。すると、何度やってみてもボイスメモのほうが音質がクリアで聞き取りやすかったです♪ ぜひ、お試しを~