なんと、両面使いができるスマートフォンの登場です!
世界最大級の携帯電話関連のイベント“Mobile World Congress 2013”で、今年3月に発表されて以来、世界中の注目を浴びていたYotaphone(ヨタフォン)が、ついに12月4日に販売開始となりました。ネットでの事前予約台数は、すでに1万台!
液晶ディスプレイの裏側は、Kindleでも採用されている電子ペーパースクリーン。カレンダーや天気予報を表示したり、電子書籍として利用すると便利そう。なによりも、電子ペーパーは、液晶ディスプレイよりも約7倍以上バッテリー使用時間が長いというのもいいですね☆
いちいちアプリを切り替えなくても、2つのスクリーンに様々な情報を、同時に表示できるなんて、これは便利!
開発元のロシアのIT企業Yota Devicesは、「Appleを目標にしている」と公言しています。彼らよりも優れた商品を作り出したい!と意気込みつつ、今のところ、Appleの本拠地アメリカでの販売予定はありません。ロシア、ドイツ、オーストリア、フランス、スペインから販売を開始し、周りから攻めよう、というところでしょうか。来年3月までに、イギリスを含む15か国での販売が予定されているそうです。(日本での販売は未定)
価格は500ユーロ(約70,000円)で、iPhone5sとの比較は以下の通り。
<Yotaphone>
(OS) Android4.2.2
(高さ)133.6mm (幅)67mm (厚さ)×9.99mm
(重量)146g
<iPhone>
(OS) iOS 7
(高さ)123.8 mm(幅)58.6 mm(厚さ)7.6 mm
(重量)112 g
先週、Appleはソーシャル分析会社のTopsyを、約200億円で買収したことを発表。また11月には、イスラエルの3D技術開発企業PrimeSenseも買収しています。この1年で15社の企業買収を行ったApple。(これは3~4週間に1社のペースですね!)
Yotaphoneのような新技術を搭載したスマートフォンに対抗し、Appleも新たな技術を踏襲し、ますますパワーアップしていって欲しいですね。
参照元:
Digital Trend/Quirky dual-screen Yotaphone goes on sale, but it won’t be coming to America
9to5mac/Apple buys a little social smarts with $200M purchase of analytics company Topsy (update: >$225M?)