ペンライトの光の軌跡を使ったアートが近年注目されています。こちら台湾でも、飲料類の広告に使われるほど。
たとえばこのDarren Pearsonは、ペンライトアートの草分け的存在ですが、まるで昼には見えないほのかな光の「異次元」が、夜に現れ自在に動き回るような、人を惹きつける妖しい魅力に満ちています。
Photo by Darren Pearson
本格的な作品は、一眼レフカメラを使って作った方がきれいですが、アプリを入れればiPhone2台でも作成が可能です!ちょっと作りたいカンタンペンライトアートに必要なアプリをご紹介しましょう!
彩る光を作るアプリ
これは発する光をいろいろコントロールできるアプリ。
たとえば、単色の光を、秒数を決めて点滅するようにしたり、時間と共にグラデーションする光を作ったり、ハートやスケルトンなど、ポップなカタチのライトも作り出せます。文字がひとつずつ順番に出るようにもできるので、少しずつスライドすれば暗闇に文字を浮かび上がらせることも可能です。フォントも選べるので、雰囲気に合ったものを選ぶこともできます。
これをまずは、ひとつめのiPhoneにインストールしましょう!
iPhoneで暗い場所を撮影
暗いところの光をキャッチするには、「長時間露光」の機能が必要で、一眼レフではないとなかなか難しいと思われていましたが、今やiPhoneでも夜景はバッチリ撮れます。
その中でも、このアプリには「ライトペイント」モードがあり、暗闇の中の光をはっきり認識します。ちなみに車のヘッドライトが流れる夜景撮影などにも向いています。
これを、ふたつめのiPhoneにインストールし、iPhoneを固定します。できればカメラ側のiPhoneを固定するもの(三脚。粘土などでも代用できる)が欲しいところ。
実はこの撮影には、何度かリハーサルも必要ですが、それでも数回やってコツをつかめば、それなりの作品ができあがります。
結婚式の余興や記念日の演出など、ちょっとした作品を作りたい時にどうぞ!