ヒップホップやエレクトロミュージックにハマっている人なら、誰でも「サンプリングの元ネタを聴いてみたい」と思うのではないでしょうか。そんな時は「WhoSampled」を使えば簡単です! あなたのミュージックライブラリをスキャンして、大好きなアーティストがサンプリングしている曲や、お気に入り曲のカバーやリミックスを見つけてくれます♪ 音楽好き必携のアプリです☆WhoSampled はロンドンに拠点を置く世界最大のサンプリングミュージック/カバーソング/リミックス曲のデータベースを持つサイトで、サンプリングネタを調べたり、カバー曲と原曲を聴き比べたりできる面白いサイトです。こちらのページでは2012年までの30年間のサンプリングミュージックの統計が公開しています。最もサンプリングされたアーティストやトラックなど、データを見るだけでも楽しいものです。1位のJames Brown は、1976回も使われているそうです!そのサイトの公式アプリが、「WhoSampled」です。 1曲だけ調べるだけならウェブで済むのですが、アプリを使えば自分のiPhoneに入れている全ての曲をスキャンして、データを抽出してくれます☆サンプリングしている/されている曲、カバーしている/されている曲、リミックス曲といった情報がすぐに確認できます。Beastie Boysの「An Open Letter to NYC」です。 「Contains samples of」をタップすると、サンプリングしている元曲を見ることができます。一番上の曲を選んでみました。その曲がYouTubeにある場合は、聴くことができます。 おお、イントロ部分はこの曲のフレーズだったんだ〜!とわかり、スッキリ。画面をフリックすれば、Beastie Boysの曲の方も確認できます。「この曲が始まって10秒たったところのベースラインを直接サンプリングしてますよ」というような詳しい情報がわかるのも、嬉しいところです♪「Was sampled in」という項目は、その曲をサンプリングしている曲のリストです。 「Was covered in」からは、その曲をカバーしているアーティストのバージョンを確認できます。YouTubeに無かったようですが、iTunesの視聴で聴くことができました。カバー曲の元曲を聴きたい時は、「Is a cover of」をタップ。こういう聴き比べは、音楽好きにはたまりませんね♪もちろん検索も出来るので、いろいろな音楽の繋がりを探ったり、新しい音楽と出会うことができます。単にサンプリングしているものだけでなく、フレーズをコピーしているものなどもわかります。聴いただけでわかる有名な曲ばかりでは無いので、いろいろチェックしてみると本当に面白いですよ♪