「CloudClipboard」を立ち上げておくと、iPhoneでコピーしたテキストや写真を全てアプリ内に貯めておいてくれます。それだけなら他のアプリでもできるのですが、このアプリはその名の通り、「クラウド」経由でiPadなど他のiOSデバイスと同期できます。そしてコピーした物はテキスト、写真、ウェブクリップ、リンクの別に自動で判別して振り分けておいてくれる優れものです。今までメモ帳に書いて保存したりメールで送っていたりしていた物の一部が、このアプリで簡単に済ませられるようになります。iPhoneからiPadにテキストを渡すという行為の中で、私がもっともよく利用するのが、アプリのリンクです。外出先でiPhoneのApp Storeを見ていて、「あ、このアプリ面白そうだな。あとでiPadにダウンロードしよう!」と思うことがあります。今まではそんな時、リンクを自分宛にメールで送っていました。でも、「CloudClipboard」を立ち上げておけば、「リンクをコピー」するだけでOK! コピーしたリンクはiPhoneの「CloudClipboard」内にも、もちろん保存されますが…こちらはiPad miniの「CloudClipboard」です。先ほどiPhoneでコピーした物が、クラウド経由で同期されています。あとはこのリンクをタップします。ワンタップでApp Storeが開かず、Errorが出たら「OK」を押して、右下の「Safariで開く」ボタンを押します。これでストアの該当のアプリのページが開きます。 iPhoneからiPadへ、リンクをメールで送るより簡単!Safariでウェブを閲覧している時、リンクの埋め込まれた部分を長押ししてコピーしたり、画像をコピーしたり、あるいはページ内のテキストをコピーすると…コピーした物は全て「CloudClipboard」内に保存されました。どんどんコピーしていっても、Safari内でコピーしたリンクは「Links」、コピーしたテキストは「Web Clips」、その他のテキストは「Text」、写真は「Images」というように自動で振り分けてくれるのがイイですね♪iPad miniのほうも同様に、振り分けられます。OSの仕様で、クリップボードの監視は10分まで。時間が来ると通知されるので、引き続きこの機能を使いたい場合は通知をタップします。もちろんiPhone単体で使って、テキストや写真をコピーしたときの保管庫にするのも良いと思います。そして「CloudClipboard」の機能をフルに満喫できるのは、iCloud同期。iPadやiPad mini、iPod touchなど複数のiOSデバイスを利用しているかたにオススメです!