テンポ良く始まって見る人を惹きつけた映像でも、終わり方がだらしなかったら余韻が残りません。エンディングに、エンドクレジットを挿入してみましょう。この一手間で、見終わったあとの余韻が断然違います! 作ったムービーへの好感度もアップ間違い無しです♪【前回の記事】 ≫iPhoneでショートムービーを作ろう♪ 第1回 「始めてのiMovie☆ ムービー編集の基本は、スライドショー作製で学べる!」 ≫iPhoneでショートムービーを作ろう♪ 第2回 「初めてのiMovie☆ スライドショーにサウンドエフェクトを追加してみよう♪」まず、今回は用意する画像が2つ。 一つはエンドクレジットです。これは映画と同じようにムービーに登場する人の名前、このムービーを編集したあなたの名前などでもいいし、タイトル、日付、場所や見てくれる人へのメッセージなどでも良いと思います。今回はこれを使います。もう一つは、「黒い背景」に「THE END」と書いた画像です。これは最後の締めくくりの画像にしますが、黒でなくて白でもなんでも良いし、「END」でなくて「FIN」でも「完」でもいいです。お好みで♪ これらは写真に文字を入れることのできるアプリで、加工してください。手書きで書いて撮影しても良いですね☆今回は以前レビューしたアプリ「Text2PicPro - Texting with Instagram」を使いました。レビューはこちらです( 写真にアルファベットや数字を入れるなら、「Text2PicPro」が使いやすい!30種以上のフォントが選べて、カスタマイズも簡単♪ 60以上のテンプレート画像も用意されています☆ )。このアプリはアルファベットのフォントが30種以上、テンプレートで用意された画像も60枚以上と豊富、画像にエフェクトもかけられるので重宝します。2枚の画像を用意したら、前回作ったプロジェクトを開きます。そのタイムラインの後尾に、用意した「エンドクレジット」「THE END」の画像を挿入します。 ここで一工夫! 「エンドクレジット」をダブりで2回入れておきます。詳細は後ほど…。次に挿入した画像を編集します。 まず一枚目のエンドクレジットの長さの調整です。 タイムライン上の画像をタップして、黄丸をスライドします。1枚目のエンドクレジットは、少し長めが良いかもしれません。スライドショーの写真が5秒だったら、6〜8秒に設定してみてください。次は画像が動きだす開始位置と、画像の止まる終了位置を指定します。スライドショーの画像が動くのは、「Ken Burns」エフェクトが適用されているからですが、この動きは自分で指定できます。タイムラインの画像をタップしたら、上画面が編集モードになります。そこの「開始」ボタンをタップして、画像を一番下へドラッグします。次に「終了」ボタンをタップして、画像を一番上へドラッグします。この時、横にはズレないようにしてください。最後に「完了」をタップ。これで下から上に文字列がロールするような動きになります。次は工夫のポイント、2枚目のエンドクレジットです。 これは開始も終了も、一枚目の終了位置と同じにしておきます。長さは3秒ほどにしてみました。そしてエンドクレジットの一枚目と二枚目の間にある「トランジション」をダブルタップして編集し、「なし」にします。こうすることで一枚目と二枚目が繋がり、クレジットが上まで上がったところで止まったように見えます。さらに余韻が深まることでしょう。最後の1枚「THE END」の画像も上と同じように「開始」と「終了」位置を同じにしました。長さは5秒に設定。おまけとして、「THE END」の画像に「拍手の」サウンドエフェクトを被せました♪これでスライドショーの完成です!
「ちょっとエンドクレジットの開始が上すぎたかな?」などといろいろ反省点はあるのですが、まあ、「iMovie」の操作方法がだいたい伝わればOKということで…。 「iPhoneでショートムービーを作ろう」の基本編、「始めてのiMovie」もこれで終了です。いかがでしたでしょうか? 駆け足での解説だったため、わかりにくいところもあったかもしれません。質問があれば、TwitterやFacebookを通してお答えします☆ 基本は「メディアを挿入、タップして編集」で、これだけ覚えてしまえば、あとは応用するだけです。実践編では写真だけでなく映像も使い、オープニングからエンディングまで一通り繋げた「ショートムービー」を作ります!
使用したアプリ
iMovie [販売価格] ¥450 [サポートサイト] Apple - iTunes K.K.Text2PicPro - Texting with Instagram [販売価格] ¥170 [サポートサイト] Gamefam - TIEN NGUYEN VAN ※販売価格はレビュー作成時のものなので、iTunes App Storeにてご確認くださるようお願いします☆