「Mooklet - that allows you to create animated story photo-books and publish them!」はiPhoneで撮った写真で、フォトブックを作成するアプリです。作ったフォトブックを”パブリッシュ”すると、HTML5ベースのウェブアプリとしてURLが発行されて、皆で共有できます。そのページを友人や家族のiPhoneのホーム画面に追加してもらえば、通常のアプリのような感覚で写真を見てもらえるようになります。 このアプリは、フランスAppFire 主催のコンテスト「App Star Award 2012」で最優秀賞を受賞しました。(AppFireは、先日ご紹介した "パソコン上で目にしている文字や電話番号を簡単にiPhoneへコピペしちゃう無料アプリ「Pastefire」で効率アップ! "のデベロッパーでもあります。)
初めて「Mooklet」でフォトブックを作ってみましたが、このレビュー用のスクリーンショットを撮りながらだったにも関わらず、10分ほどで出来上がってしまいました。とにかく簡単です。 最初にメニューの選択ですが、今回は「Auto(Simple)」を選択しました。
アルバムから写真を選び(無料で作れるのは24枚までです)、「Done」を押します。これで外形は出来上がり! つまり、写真を選ぶだけで自動的にフォトブックが作れるのです。選んだ写真は撮影日時順になりますが、右下の編集メニューから入れ替えることができます。ページの追加、削除もここからです。あとはタイトルと表紙の写真を決めるだけです。マニュアル作成ならば中のページの背景、レイアウト、キャプション、アニメーションオンオフをカスタマイズして完成です。完成したらパブリッシュして、公開しましょう。 初めてなので、アカウントを作成します。すると、3つの無料スロットをもらえます。無料スロットは広告付き、24ページまでのフォトブックをパブリッシュできます。スロットは、古いものに上書きする形で再利用することもできます。広告なし、36ページまで作成できる有料のスロットを追加購入することもできます。 空いているスロットの「Publish Now!」から、作成済みのMookletを選び、アップロードします。時間がかかるので、Wi-Fi環境でした方がスムーズです。アップロードが完了しました。矢印のボタンを押すとURLをコピーできるので、見てもらいたい人に教えましょう♪ 「Share」ボタンから、Twitter、Facebookに簡単にシェアできます。Safariで開いてみました。電子書籍のようにページをめくって閲覧するほか、自動再生もできます。アニメーションONで作ってあれば、立派なスライドショーのようです☆ホーム画面に追加しておくことで、アプリのような感覚でフォトブックを起動/閲覧できます。「Mooklet」を利用すればしっかりしたフォトブックアプリが簡単に作れるので、友人とのイベントで撮った写真を共有したり、孫の様子をおじいちゃんのiPadで見てもらったりするのに最適でしょう。Instagramにアップしている写真の中からベストショットを選んで、月毎にまとめたものをつくったりしても面白いかな、と思います♪