iOS 5のリリースによって今までの「SMS/MMS」が統合され「メッセージ」というアプリ名に変わり、『iMessage』機能が新たに加わりました。 iMessageというのは、iOS 5同士のiPhone/iPad/iPod touchと3G、Wi-Fi経由どちらでも無料で使用できます。なので、iOS 5へアップロードしていないiOSデバイスとは今までのSMS/MMSで送受信されます。
もちろん、相手が携帯電話やAndroidの場合も同じく今までのMMSで送受信可能です。 相手がiOS 5のデバイスなのか、そうでないかはアップルサーバが確認し、iOS 5の場合は自動的にSMS/MMSからiMessageに切り替わります。
iOS 5で進化したメッセージアプリの特徴
- タイピング中の通知が表示される
- 未読/既読の表示設定が可能
- キーボードの非表示が可能
- Wi-Fi経由でも送受信可能
- プラットフォームを選ばない (複数のiOSデバイス利用者は内容そのまま継続して会話が楽しめる)
▼まずはMMSアドレスの登録が必要!
今まで何気に使っていた「SMS/MMS」。
今回のアップデートにより、MMS機能を利用する際にはまず「設定」アプリからMMSアドレスの登録が必要になりました。
メッセージアプリを起動すると、下記のような通知が表示されますので「設定」をタップします。「メッセージ」をタップ。
MMSメールアドレスの部分にMMSアドレスを入力します。これでMMS機能が利用可能に!
▼コメント入力中は吹き出し表示で一目瞭然!
返信コメントを入力中に相手から別のコメントが入ってきてコメントのすれ違い経験のある方は多いはず。笑 これからは、そんな心配はもう要りません!相手が返信コメントを入力中には吹き出しマーク(・・・)と表示されます。
▼未読・既読も明確に!
以前ご紹介した、「LINE」という最強のコミュニケーションアプリでは既に対応されていましたが、今回のiOS 5 でiMessageも対応! 何気ない機能かもしれませんが、これは嬉しい♪
といっても、この機能は必要ないという方は「設定」>「メッセージ」>「開封証明を送信」をオフにする事ができます。
▼キーボード不要の時はフリックして隠しちゃおう!
今まではメッセージ入力送信後でも自由にキーボードの表示/非表示ができませんでした。今回のアップデートで不要な時はキーボードを隠すことができるようになりましたよー! メッセージ吹き出し部分を下へスワイプするとキーボードが隠れます。入力フィールドをタップまたは上へスワイプすると再度キーボードが表示されます。
※キーボードについては他にも新たな機能が加わりました。詳しくは別の記事でご紹介します。
iPhoneしか持っていないユーザーにとっては「今まではどうだったの!?」と思っている方もいるかもしれないので、ちょこっと説明します。
【今までは... 】 iPad/iPod touchには「SMS/MMS」アプリは実装されていませんでした。なので当然iPhone同士でのメッセージングアプリ。
【iOS 5では... 】 iPad/iPod touchにも実装され、iPhoneとiPadの2台持ちユーザーやiPhoneとiPod touchの2台持ちユーザーにとって非常に便利に! 例えば、移動中にiPhoneで友達や家族とメッセージのやり取りを楽しんでいて、職場や自宅に着いたら大画面のiPadで継続して会話を楽しむ事ができる。という訳です。
▼iOS 5同士かは自動的に確認してくれます
相手がiOS 5のデバイスなのか、そうでないかはアップルサーバが確認し、iOS 5の場合は自動的にSMS/MMSからiMessageに切り替わりますが、宛先にアドレスを入力すると候補者一覧に吹き出しマークが表示されていればiOS 5という事のようです。さらに宛先入力時は緑色で表示されていますが、相手がiOS 5と確認されるとすぐに青色に変わります。
iMessageに関しては、理解するのに少し時間がかかりましたが大きな特徴は以上です。