読書好きな方はもうご存知の方も多いと思いますが『i文庫HD』アプリをご紹介します。 i文庫HDは太宰治・夏目漱石・芥川龍之介・宮沢賢治など、著名な作家の代表作や絵本が230冊ほど収録されており、さらに青空文庫にある約8000もの作品を追加でダウンロードして読書を楽しめます。 これだけに限らず自分でテキスト化したPDFや、JPG形式のファイルの閲覧も可能です。お気に入りの本を劣化させるよりデータ化(自炊)して持ち歩く事で、いつでも見たい時にいろいろな場所で読書を楽しめますよね。iPadならではのスクリーンで読書の快適さも違います^^ 各クラウドとも連携しているので、お仕事で使用する書類などもPDFやJPG形式のファイルなら、簡単にダウンロードして閲覧することも。また、記録しておきたいメモもEvernoteへ送信することもできちゃう優れものです。左上の「ブックマーク」からは本棚の選択、画面上にある本棚1/2/・内蔵1/2/3からも本棚を切替える事ができ、内蔵のものを選択すると用意されたブックがズラリと表示されます。右上部分の「サムネイル表示」か「一覧表示」の切り替えで検索します。読みたいブックタイトル部分から閲覧します。右から左、または左から右へフリックしてページを進めます。このようにリアルに書籍をめくるような感じが楽しめます。横向きにしても、書籍の様な雰囲気で閲覧を楽しめます。ページ閲覧中、画面をタップすると上下にツールが表示されます。左上から明るさ、文字、設定が変更できます。設定では、ページめくりのアニメーションやタップ時の進め方など、表示の変更、背景の変更、アプリケーションの連携の設定ができます。左上のツール「しおり」からしおり機能やメモを追加したり、そのメモをEvernoteへ送信してページ数などを記録しておく事ができます。PCから自分で作成したPDFデータをi文庫HDアプリに入れる場合はPC上にあるデータをiTunes(自分のデバイス)、iBunkoHDの書類にドラック&ドロップで投げ込み同期します。アプリを起動しフォルダから読み込んだファイルを選択し本棚へ登録します。FTPクライアントの連携で「Dropbox」や「iDisk」などを利用している方は簡単にデータをダウンロードして読み込む事ができます。「青空文庫」からは青空文庫にあるデータをダウンロードしてi文庫HDの本棚へ登録でき読書が楽しめます。 読書が好きな方にはぜひお薦めのアプリです。少し値段は張りますが、この快適さとクラウドとの連携の便利さは他では味わえないと思います。 ちなみに、「2010年度 グッドデザイン賞」受賞のアプリです。