春なので京都へ小旅行の計画を立てています。1泊2日の短い日程を効率良く消化したい場合にも、グーグルマップがとにかく便利です。「マイマップ」で地図上に行きたい場所をどんどん追加していき、距離感を掴んだ後整理。スポットの写真やメモ、連絡先やURLなども追記しておけば、自分だけのオリジナル旅行ガイドが出来上がるので楽しいですよ! 同行者と一緒にマップを編集したりもできるので、オンラインでわいわい旅程を組めます。今回実際にマイマップを作ってみたのでレビューします。
今回のレシピ
- Google MapはPC上で編集
- iPhone、iPadからの閲覧編集はアプリを使用
- 友人4人で共同編集(PCから)
今回利用するアプリは、iPhone、iPad対応でGoogleマイマップを閲覧編集できるスグレモノ。
今回作った京都旅行用マイマップ
これがPC上で見た画面です。
今現在も友人とあれこれ変更していますが、こんな感じになっています。パソコンから編集しています。分かりやすいようにアイコンも変えています。紫色はライトアップしている夜行きたい場所、花のマークは桜がきれいな場所、という風に分けてみました。 これをiPhoneアプリ「My Maps Editor」で見てみると、
こうなります。アイコンもそのまま表示されています。かなり見やすいです。作り方は以下で説明していきます。
PCから旅行用マイマップを作る
まずPCのブラウザから「Google Map」にアクセスします。
リンク:http://maps.google.co.jp/ ※マイマップを編集するにはGoogleアカウントが必要となります。
アクセスしたら左上から「マイプレイス」をクリック。
赤の「地図を作成」をクリック。
マイマップのタイトルを記入します。プライバシーは、今回は仲間内での共有なので「限定公開」を選択しました。 左上の「共同編集」から一緒に地図を編集する人を招待できます。終わったら「完了」を押します。
スポットを検索し追加する
スポットを追加するには、上部から検索します。キーワードを入れればだいたい候補が出てきますが、該当がない場合は住所を入力します。 該当スポットが地図上に表示されました。
保存を押すと、どの地図に保存するか聞いてくるので先ほど作ったマイマップを選択して保存します。これでスポットがマイマップに登録されました。
スポットを編集する
スポットには、写真や説明なども追記できます。その場合は左上の「編集」をクリックして該当スポットを選択すればOKです。
「リッチテキスト」を選択すれば、写真やリンクなどを記載できます。スポットの写真や見どころなどを入れておけば現地でとても役に立ちます。ここで注意なのが、写真を説明欄に入れるには直接アップロードできないのでWEB上の画像URLを指定する必要があります。公式サイトなどへアクセスして、入れたい写真を右クリックして「画像URLをコピー」してペーストしてください。
アイコンの変更はアイコンクリックで候補が表示されます。オリジナルを使いたい時は上記と同様どこかにアップロードするか画像を探してURLを指定します。編集が終わったら左メニュー上部の「完了」を押します。 今回は下記サイトのアイコンを利用しました。
Map Icons Collection | Google Maps Icons, Map Markers, Free POI Icons, GIS Symbols
ルートを調べて旅程を整理する
ひと通りマイマップにスポットを登録すれば、距離感、方向感が驚くほどイメージできますね。これだけでも便利なのですが、例えばA地点からB地点への正確な距離と所要時間を調べるとさらに時間がイメージできます。
ルートを調べるにはスポット名をクリックして、ポップアップ表示される情報の一番下左の「ルート」を押します。
左メニューにルート検索が表示されるので、出発地と目的地、移動手段(車、電車、徒歩)を選択し「検索」で以下のルートが表示されます。
表示されたルートはスポット情報と同様にマイマップに保存もできます。さすがGoogle先生、至れり尽くせりですね。 こんな感じでまずはスポットを追加していき、ルートや所要時間を考慮して絞り込んでいくといいと思います。行けないと判断したスポットは削除しましょう。削除は左メニューから「編集」を押してスポットアイコンをクリック、一番下の「削除」から行います。
作ったマイマップをiPhone、iPadで見る
アプリを起動したら、右上のボタンからGoogleアカウントでログインします。
PCで編集した時のアカウントでログインしないとマイマップが見れないので注意してください。右の画面になったら「許可」を押します。
左上のボタンをタップすると、マイマップのリストが表示されます。先ほど作ったマイマップにチェックを入れましょう。右上の「閉じる」でマップに戻ります。感動の瞬間です。PCで一生懸命作ったマップが表示されます。
ほぼPCで見るのと同じように見えますね。iPadにも対応しています。アイコンをタップすると名前が表示され、さらに右の青い矢印から詳細情報が出ます。
PCから追加した写真もちゃんと表示されています。右上の矢印マークを押すとルート検索ができます。 こんな感じで、旅行前の下準備から現地でのナビ代わりまで一貫して使えるので、少し面倒ですが旅先ではかなり便利だと思います。旅行ガイド本など買われる方も多いと思いますが、それを参考にもう一手間加えて旅を満喫してみるのもいいですね。 使用後もマイマップは残るので、良い思い出にもなりそうです。
※ Androidアプリは上記iPhoneアプリとはアプリ名称、金額など内容が異なる場合があるのでご注意ください!