『リロ&スティッチ』の実写化をきっかけに、今SNSでは『スティッチ加工』が大流行中!
猫ちゃんの写真を、お絵描きアプリ「ibis Paint X(アイビスペイント X)」や画像編集アプリ「Meitu(メイツ)」を使って、スティッチ風にアレンジするのがトレンドになっています。
今回は、何度も挑戦してようやく成功したisutaエディター・miyuが、やり方とコツをレビュー。気になっていた人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
SNSで話題の『スティッチ加工』って?
『スティッチ加工』とは、猫ちゃんの写真をスティッチ風に仕上げる画像加工のこと。
猫ちゃんがスティッチに大変身し、とにかくかわいい1枚が完成します。
ただし、AIや自動加工ではなく、手作業で作り上げるため、やり方が難しくて苦戦している人も多いようです。
『スティッチ加工』のやり方を伝授
Step 1:写真選び
ここからは、何度も挑戦してようやくつかんだコツを交えながら、『スティッチ加工』の手順をご紹介します。
まずは、加工に使う写真を選びましょう。
背景がシンプルな方が、きれいに加工できるのでおすすめです。今回は白背景にしてみました。
Step 2:アプリは「アイビスペイント X」
使用するのは、一番加工しやすかった「アイビスペイント X」。
アプリを開いて画像をアップロードしたら、『特殊ペン』を選択します。
Step 3:顔のパーツ
SNSでは、耳から加工する人が多かったのでやってみましたが、うまくいかず…。顔のパーツから整えると、全体のバランスがとりやすくなったので、その方法でご紹介していきます。
まずは『拡大』ツールで、瞳と鼻を広げます。
大きさを整えたら『引きずり』で、目頭をシャープに。
Step 4:耳
次は、耳の加工です。
横にグイッと伸ばしながら、同時に耳全体を下へ移動させるのがポイント!
さらに、思いきって膨らませた方が、あとでしっくりくるので、耳下を広げるのも忘れずに。引き延ばす方向を間違ってしまったら、『消しゴム』ツールも使ってみてくださいね。
スティッチらしさを出すのが、耳の付け根をキュッとさせること。
耳の上部をより鋭角にへこませることで、グッと雰囲気が近づきます。
Step 5:輪郭と口
顔の輪郭は、ほんの少しだけ横長のシルエットにすると◎
お顔が丸い猫ちゃんは、頭を平たくして、頬を少しだけふくらませるのがコツです。
口角を引き延ばして、ふんわり笑っているように見せましょう。
Step 6:細部を描き足す
次に、耳の切れ目と頭の毛を追加します。
赤矢印の方向に、細かく複数回、指をスライドしてみて。
Step 7:瞳に光を入れる
通常の『ブラシ』ツールに切り替え、少しかすれたタッチのペンを選びます。
今回は『エアブラシ(三角)』を使用。
瞳に光が入るように、ペンで描きます。
瞳の上側・内側あたりにハイライトを入れるのがポイントです。
Step 8:最終チェック!
最後に「なんかスティッチっぽくない…?」と感じるときは、次の3つを確認してみて。
この3つを意識したら、グッとスティッチ感が増しましたよ。
①目と鼻の大きさがほぼ同じか?
②目が寄りすぎていないか?(鼻にかぶっていないくらいがベスト)
③耳がしっかり膨らんでいるか?
こちらが完成した画像です。
絵文字やステッカーを足すと、さらにかわいさが倍増しますよ。
エンジェル風にもできる!
ちなみに、触覚を描き足すだけで、スティッチのガールフレンド・エンジェル風にも加工できます。
スティッチ&エンジェルのペア加工を、楽しんでみてはいかがでしょうか?


