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5月ももう終わりに差し掛かってきました。
梅雨も近づき、雨の日が多くなるからこそ、天候に左右されずにお出かけを楽しみたいですよね。
そんな時にぴったりなのが「展覧会」!今回は都内で開催中の、アート系展示を6つまとめてご紹介します。
SNSで話題になったものから、会場限定のグッズまで魅力たっぷりなイベントばかり…!
きっと行きたくなる「展覧会」が見つかるはずです。
①「ラーメンどんぶり展」/六本木
六本木の21_21 DESIGN SIGHT(トゥーワン・トゥーワン・デザインサイト)にて、「ラーメンどんぶり展」が2025年3月7日(金)~6月15日(日)の期間で開催中。
ラーメンの歴史と現在、ラーメンと丼の解剖、アーティストラーメンどんぶり、美濃焼の産地についてを中心に構成され、デザインの視点からラーメン丼にせまる展示です。
ラーメンと丼の解剖では、名称や見た目、香りだけでなく、丼の形や色、絵柄、触感などさまざまな切り口で日本の「ラーメン」と「ラーメン丼」について読み解いているのだとか。
また、40人ものアーティストによってデザインされた40組の「ラーメン丼」と「れんげ」にも注目です。
「ラーメン」とは思えないファッショナブルさに、思わず欲しくなっちゃうかも。
他にも、「丼自慢」というラーメン丼のデザインに挑戦できる体験コーナーも見逃せません。
なんと完成したシートをどんぶり絵回収箱に提出すると、その中から選出した作品を会期中の一定期間、壁面に展示してくれるんです。
会場に展示しなかった作品もオンラインにて公開されるから、わくわくが止まらない…!
ラーメン好きは必見の展覧会ですよ◎
ラーメンどんぶり展
会期:2025年3月7日(金)~6月15日(日)
場所:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2(東京都港区赤坂9丁目7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン)
開館時間:10:00~19:00(入館は18:30まで)
休館日:火曜日
入館料:一般1600円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料※各種割引は公式サイトをご覧ください。
公式サイト:https://www.2121designsight.jp
公式Instagram:@2121designsight
②「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」/六本木
次にご紹介するのは、国立新美術館にて2025年3月19日(水)~6月30日(月)まで開催中の「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」です。
1920年~1970年頃にかけて建てられたモダン・ハウスを、衛生、素材、窓、キッチン、調度、メディア、ランドスケープという7つの観点から再考する展示内容。
図面、模型、外観や内観の写真に加え、建築家本人が描いたドローイングや家具など、さまざまなモチーフが国内外から集結しています。
中でも見どころなのが、近代建築の巨匠ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ(1886-1969年)による、未完のプロジェクト「ロー・ハウス」の原寸大展示。
建物として現存するものがない中で、残された図面や資料をもとに模型を作り、原寸大で実現した本展示は見逃せませんよ。
数多く置かれたモダン・デザインの家具に、夢中になっちゃいそうです。
リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s
会期:2025年3月19日(水)~6月30日(月)
場所:国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2)
開館時間:10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
休館日:火曜日
入館料:一般1800円、大学生1000円、高校生500円、中学生以下無料※詳細は公式サイトにてご確認ください。
公式サイト:https://living-modernity.jp
公式Instagram:@thenationalartcentertokyo
③プラダ「SATELLITES: NICOLAS WINDING REFN WITH HIDEO KOJIMA」/青山
今、SNS上でじわじわ話題になっている「SATELLITES: NICOLAS WINDING REFN WITH HIDEO KOJIMA(サテライツ:ニコラス・ウィンディング・レフン ウィズ ヒデオ コジマ)」。
こちらはプラダ青山店にて、2025年4月18日(金)~8月25日(月)の期間で開催中です。
デンマークの映画監督ニコラス・ウィンディング・レフンさんと、日本のゲームクリエイター小島秀夫さんによるインスタレーションで、展示会場であるプラダ青山店の5階にはソファやベッドなどの日常的な家具が独特に配置されています。
レトロフューチャーな宇宙船を模した6台のテレビで構成される空間は、まるで非現実かのよう。
会場のそばにある更衣室にはカセットプレーヤーが置かれ、その周囲にはテープが山積みになっています。
テープには映画のサウンドトラックや、レフンさんと小島さんの対話をさまざまな言語でAI翻訳したものを織り交ぜた内容が収録されており、実際に聞くこともできるのだとか。
最後にはテープを1つ選んで持ち帰ることができるのも、面白いポイントですよ。
公式サイトから事前に予約もできるので、確実に足を運びたい方はチェックしてみては?
SATELLITES: NICOLAS WINDING REFN WITH HIDEO KOJIMA
会期:2025年4月18日(金)~8月25日(月)
場所:プラダ青山店 5階(東京都港区南青山 5-2-6)
開館時間:11:00~20:00
料金:無料
公式サイト:https://www.prada.com/jp
④「ひつじのショーン展 with ウォレスとグルミット」/渋谷
東京アニメセンターにて5月16日(金)〜6月29日(日)に開催されているのが、「ひつじのショーン展 with ウォレスとグルミット」。
2022年から全国を巡回していた「ひつじのショーン展」が、生誕30周年を記念してパワーアップして東京にやってきました。
本展は「ウォレスとグルミット」と「ひつじのショーン」の2パートで構成。
約260点もの実際に撮影で使われたコンセプトアートやジオラマ、世界初公開の特別展示も楽しめるので、大満足すること間違いなしです◎
展示はもちろんのこと、見逃せないのが生誕30周年を記念した特別デザインのグッズたち。こちらは完全新作なので、ファンにはたまらないですよね。
韓国を中心に人気を集めている、「グルミット」のキーチェーンも販売されていますよ。
あまりのかわいさに、買いすぎにはご注意を!
ひつじのショーン展 with ウォレスとグルミット
会期:2025年5月16日(金)~6月29日(日)
場所:東京アニメセンター(東京都渋谷区神南1丁目21-3 渋谷MODI 2階)
営業時間:11:00~19:00※施設点検日・展示入替日などで休館の場合あり
料金:前売り1000円、当日券1200円
公式サイト:https://www.aardman-jp
©&TM AARDMAN ANIMATIONS LTD 2025. ALL RIGHTS RESERVED.
©&™ Aardman Animations Limited / Wallace & Gromit Limited 2025. All Rights Reserved.
⑤「ヒルマ・アフ・クリント展」/竹橋
東京国立近代美術館では、「ヒルマ・アフ・クリント展」が3月4日(火)~6月15日(日)で開催中。
抽象絵画を創案した画家として近年再評価が高まる、ヒルマ・アフ・クリントのアジア初展示会なんです。
高さ3mを超える10点組の絵画〈10の最大物〉(1907年)をはじめ、すべて初来日となる作品約140点が出品されており、これだけ大規模な展示会は珍しいのだとか。
ヒルマ・アフ・クリントは、「スピリチュアリズム」という見えない精神的な世界や魂の存在を信じ、その世界とつながろうとする考え方を持って活動していた画家でした。
円を描くような大胆なドローイングやカラフルな色使いは、ポップで見ていて楽しいですよね。
展覧会の最後にはグッズも多数展開。
初来日だからこそ、グッズを手に取れる機会も貴重かもしれません。
ヒルマ・アフ・クリント展
会期:2025年3月4日(火)~6月15日(日)
場所:東京国立近代美術館(東京都千代田区北の丸公園3-1)
営業時間:10:00~17:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで※入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日
料金:一般2300円、大学生1200円、高校生700円※各種割引は公式サイトをご覧ください。
公式サイト:https://www.momat.go.jp
⑥「LOVE ファッション ― 私を着がえるとき」/初台
過去に京都・熊本会場で開催され、SNSで絶大な話題を呼んだ展覧会「LOVE ファッション―私を着がえるとき」がついに東京へやってきました。
4月16日(水)~6月22日(日)の期間、東京国立近代美術館にて開催されています。
本展は、『自然にかえりたい』『きれいになりたい』『ありのままでいたい』『自由になりたい』『我を忘れたい』といった5つのチャプターで展開。
カラフルからモノトーンまで多種多様な衣装に、思わず目を惹かれちゃいますよ。
また、東京展で新たに追加された衣装展示や作品もあるため、過去の開催会場に行った方も楽しめそうです。
展示されていた衣装がそのままデザインされた「ダイカットカード」など、インテリアとしてもかわいいグッズがたっぷり!
来場の記念に、ぜひチェックしてみてくださいね。
LOVE ファッション ― 私を着がえるとき
会期:2025年4月16日(水)~6月22日(日)
場所:東京オペラシティ アートギャラリー(東京都新宿区西新宿3丁目20-2)
営業時間:10:00~19:00※入場は18:30まで
休館日:月曜日
料金:一般1600円、大学・高校生1000円、中学生以下無料※各種割引は公式サイトをご覧ください。
公式サイト:https://www.operacity.jp
早速、お出かけリストにinしよ
気になる展覧会は見つかりましたか?
普段足を運ばない人でも、気軽に楽しめるものばかり。雨の日に、のんびりとアートを楽しんでみてくださいね。


