SNSで話題の展示「LOVEファッション―私を着がえるとき」をご存じですか?
人間あるいは生物の根源的な欲望や本能を照射するアート作品とともに、ファッションとの関わりにみられるさまざまな“LOVE”のかたちについて考えられる展示会なんだとか。
「LOVEファッション―私を着がえるとき」は京都、熊本を巡り、春から東京での開催が予定されています。さっそく話題を呼んでいる注目の展示を、一足先に予習しときましょ。
LOVEファッション―私を着がえるとき/熊本市現代美術館
2024年12月21日(土)~2025年3月2日(日)の期間中、熊本市現代美術館で開催中の「LOVEファッション―私を着がえるとき」。
着る人のさまざまな情熱や願望(すなわち「LOVE」)を受け止める存在としてのファッションが、さまざまな形で表現されているといいます。
「シャネル」や「コムデギャルソン」、「ロエベ」など有名ブランドのお洋服も展示されていることもあり、2024年秋に京都で開催された際には、SNSを中心に話題を呼びました。
じ~っくりみたいお洋服がたくさん
「LOVEファッション―私を着がえるとき」は、着ることにまつわる情熱や願望を表すキーワードで構成されます。
そのキーワードとは、『自然にかえりたい』『きれいになりたい』『ありのままでいたい』『自由になりたい』『我を忘れたい』の5つ。
例えば、『きれいになりたい』のセクションでは、19世紀の身体美の要を担ったコルセットや、20世紀中葉のオートクチュール作品など、衣服のかたちに現れた多様な「美しさ」に触れることができるそう。
現代ファッションも展示されていて、世代を超えた美への追及や、時代背景によるファッションの移り変わりも追えます。
現在開催中の熊本会場では、18世紀から現代までのさまざまな衣服約100点、装飾品20点を中心に、アート約40点を加えた作品を展示。
京都会場では展示されていなかったクチュールもあるというから、すでに京都会場に足を運んだという方も見どころたっぷりです。
グッズにも注目
展示会に足を運んだら、見逃せないのがグッズですよね。
「LOVEファッション―私を着がえるとき」でも、Tシャツやトートバッグ、ソックスなどここでしか手に入らないグッズがずらり。
中でも、展示品がそのままデザインされた、ステッカーやダイカットポストカードがかわいいですよ。
2025年春には東京での開催も
2025年4月16日(水)~6月22日(日)には、東京・東京オペラシティアートギャラリーでの開催が予定されています。
展示されているお洋服は、どれもインパクト大。細かいところまで作り込まれているのが伝わるから、じっくり眺めたくなりそうです。
東京会場はどんな展示になるのか、ぜひ足を運んで確かめてみて。
LOVEファッション―私を着がえるとき
会場:熊本県熊本市中央区上通町2-3 熊本市現代美術館 CAMK
会期: 2024年12月21日(土)~2025年3月2日(日)
休館日:火曜日、2月12日(水)※2月11日(火・祝)は開館
開館時間:10:00~20:00
観覧料:一般 1300円/シニア(65歳以上) 1000円/学生(高校生以上) 800円/中学生以下 無料
公式サイト:https://www.kci.or.jp/love/
公式Instagram:@thekyotocostumeinstitute