今回は、SNSで話題を呼んでいる展覧会「なぜ恋してしまうのか?展」をご紹介。2024年12月14日より茨城・水戸にある「茨城県立歴史館」にて開催されています。
なぜ恋をしてしまうのか?多種多様な恋愛観に触れられる50のエピソードや、未来を想像するエッセイから学び、自分なりの答えを探してみてはいかがでしょうか。
SNSで話題の「なぜ恋してしまうのか?展」/茨城県立歴史館
「なぜ恋してしまうのか?展」は、恋愛という身近なテーマで、歴史を知り、今を生きる自分自身の価値観に「なぜ?」を問い、少し先の未来を考える企画展。
過去から未来への長い時間軸で恋愛を俯瞰し、変わらない本質を見つめていきますよ。
【過去の章】恋のエピソードでさまざまな恋愛観に触れる
「なぜ恋してしまうのか?展」は、恋愛のあり方をテーマに、過去を学ぶ【過去の章】と未来を考える【未来の章】、そして自分の恋愛観を見つめる参加型展示の3つで構成されています。
過去を学ぶのは、「恋愛スタイルの歴史」「モテ」「大恋愛」「失恋」などのテーマで、古代から現代までの50の恋のエピソードで構成された歴史展示。
時代ごとの恋愛模様やモテる存在、恋のかたち、後世に語り継がれる恋の終わり、ドラマチックな恋を知り、多種多様な恋愛観に触れていきます。思わず胸がキュッとする瞬間がありそう。
巻物からマンガ、和歌からポップソング、偉人の名言など、【過去の章】だけでも見応えありです。
【参加型の展示】自分にとっての“恋”をアーカイブ
来場者の恋愛観を声で録音し、展示内でアーカイブするブース「恋のアーカイブ」。
恋愛についてどう考えているのか?どんな恋愛をしてきたのか?など、自分自身の恋愛観に改めて気づくきっかけにもなりそうです。
【未来の章】100年後の恋愛はどうなっている?
未来の章では、6名の著者による、6通りの恋愛の未来を想像する「2124年の恋愛エッセイ」を展示。100年後の恋愛はどうなっているのか?をさまざまな視点で考えさせられる内容になっています。
もしも、複数人とのパートナーシップがあたりまえになったら、もしも、結婚制度がなくなったら、もしも、人口減少で出会いの数が少なくなったらなど、テクノロジーや価値観の変化とともに、恋も形を変えていくかもしれません。
著者には、映画監督の岨手由貴子さん、アーティスト/歌手のコムアイさん、ライター/アクティビストの佐久間裕美子さん、音楽家のおおはた雄一さん、文化人類学者の松村圭一郎さん、小説家のカツセマサヒコさんが起用されていますよ。
週末のお出かけに行ってみて!
今回ご紹介した「なぜ恋してしまうのか?展」はいかがでしたでしょうか。
「なぜ恋してしまうのか?展」は、2025年1月26日(日)まで開催中。1月の週末のお出かけにもおすすめですよ。
なぜ恋してしまうのか?展
会期:2024年12月14日(土)~2025年1月26日(日)
場所: 茨城県水戸市緑町2-1-15 茨城県立歴史館
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)
開場時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
入場料:一般390円、満70歳以上200円
※20名以上の団体は一般330円、満70歳以上170円
※入館無料:高校生以下、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害保健福祉手帳、指定難病特定医療費受給者証をお持ちの方とお付き添いの方
公式サイト:https://rekishikan-ibk.jp/special/post-7433/