大きな話題となった、“没入感”を楽しめるアート展「Immersive Museum(イマーシブミュージアム)」の、第3弾が開幕!
『Immersive Museum TOKYO vol.3 印象派と浮世絵~ゴッホと北斎、モネと広重~』が、7月10日(水)~10月29日(火)の期間中、東京・新宿にて開催されます。
さらにパワーアップしたという展示は、前回見逃してしまった方はもちろん、すでに足を運んだことのある方も要チェックですよ。
新感覚のアート体験ができる「Immersive Museum」
“Immersive=没入感”をキーワードにした、新感覚のアート体験プログラム「Immersive Museum」。
特別な音響効果と、壁面から床面まで全てに投影される没入映像を組み合わせて、広大な屋内空間に“名画の世界”を再現した展覧会です。
会場では、そんな空間内を自由に歩き回ることができ、まるで名画の世界に入り込んだような気分を味わえるのが魅力。
2022年に初となる『Immersive Museum “印象派”IMPRESSIONISM』が、2023年に第2弾の『Immersive Museum TOKYO 2023 “ポスト印象派” POST-IMPRESSIONISM』が開催され、大きな話題となりました。
パワーアップした第3弾のテーマは「印象派と浮世絵」
第3回目となる『Immersive Museum TOKYO vol.3 印象派と浮世絵~ゴッホと北斎、モネと広重~』では、会場やコンテンツを一新し、さらにパワーアップ!
アート領域だけでなく、音楽にまつわるコンテンツも展開予定なんだそうです。
西洋絵画に変革をもたらした印象派の誕生に、日本の浮世絵が影響したことはご存じですか?
葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳といった才能あふれる作家による浮世絵が海を渡り、フランス・パリにジャポニスムブームを巻きおこしました。
大胆なレイアウトや鮮やかな色彩で、生き生きと描かれる庶民の生活や自然の風景は、伝統的な宗教画を頂点とする西洋絵画とは全く異なっていたのだとか。
印象派を牽引したモネやドガが、自らの絵画に浮世絵のエッセンスを取り入れたほか、ゴーガンやセザンヌ、ゴッホらポスト印象派も、浮世絵を多く参考にしたといいます。
本展では、情報が限られていた時代に海を越え、絵画を通して繋がった、日本の浮世絵作家とパリの画家の視点に没入することができますよ。
8つの異なるシーンで世界観を堪能しよ
会場には、浮世絵が売られている店先へと誘う『江戸の町』から、「印象派」の誕生を表現した『印象派の夜明け』まで、8つのシーンが登場。
ゴッホが日本に憧れを抱いていたことがわかるシーンが描かれていたり、ヨーロッパの街並みと江戸の街並みを対比したりと、シーンごとに違ったテーマを堪能できるんです。
静かに絵を鑑賞する通常の展覧会とは違って、これならアート初心者さんでも楽しめるはず。
気温が高くなって外へのお出かけがちょっぴり億劫になるこれからの時期は、ぜひ「Immersive Museum」に足を運んでみてはいかがでしょう。
Immersive Museum TOKYO vol.3 印象派と浮世絵~ゴッホと北斎、モネと広重~
開催期間:7月10日(水)~10月29日(火)
場所:ベルサール新宿南口(京都渋谷区千駄ケ谷5-31-11)
平日料金:大人2500円、大学生・専門学生2000円、中学・高校生1500円、小学生以下無料、障がい者割引2000円
土日祝料金:大人2700円、大学生・専門学生2200円、中学・高校生1700円、小学生以下無料、障がい者割引2200円
※チケット販売中
公式サイト:https://immersive-museum.jp/tokyo/
参照元:Immersive Museum実行委員会 プレスリリース