2月も半分が過ぎ、そろそろ春の訪れを感じ始める頃。春休みを迎える人もでてくると思いますが、予定は決まりましたか?
今回は、残り1カ月ほどで閉幕してしまう都内のアート展覧会を5つご紹介。新感覚のアート体験ができたり、ゲーム感覚で進んでいく企画があったりするので、お出かけスポットにおすすめですよ。
話題のアート展覧会を見逃さないよう、最終チェックしておきましょう!
企画展「もじ イメージ Graphic 展」/21_21 DESIGN SIGHT
最初は東京・赤坂の21_21 DESIGN SIGHTにて開催中の企画展「もじ イメージ Graphic 展」をご紹介。
国内外約50組のアーティストによる作品が揃っている本展では、漢字、ひらがな、カタカナといった複数の文字を併用し、言葉と絵が混ざり合うようにして発展してきた日本のビジュアルカルチャーを楽しむことができます。
日本のグラフィック文化がどのように発展してきたのか、「造形性」「身体性」「メディア」「マテリアル」など13の現代的テーマに分けて、紹介されています。
表現豊かな文字を眺めて、想像力を高めに行きましょう!こちらは閉展まで1カ月を切っているので、気になる方はお早めに。
企画展「もじ イメージ Graphic 展」
場所:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2(東京都港区赤坂9-7-6)
会期:11月23日(木・祝)〜2024年3月10日(日)
開館時間:10:00〜19:00(入場は18:30まで)
休館日:火曜日、年末年始(12月27日〜1月3日)
公式サイト:https://www.2121designsight.jp/
ゴッホ・アライブ東京展/寺田倉庫
ゴッホの世界を五感で感じられる新感覚の没入型展覧会「ゴッホ・アライブ」が、東京にやってきているのはご存じですか?
東京・天王洲にある寺田倉庫G1ビルにて開催されている「ゴッホ・アライブ東京展」は、今シーズン外せない展示会のひとつで、SNSでは連日写真がアップされるほど賑わっている様子。
真っ暗な広い展示室に設置されたさまざまな大壁と床に、大迫力の“ゴッホ”が投影された映像エリアでは、作品に包み込まれているような気分になれるのだとか。
細かい絵のタッチまでじっくり眺めて、ゴッホの作品に浸ってみてくださいね。グッズ販売などもしているので、足を運んだ際には隈なく見て回るのがおすすめです。
ゴッホ・アライブ東京展
場所:寺田倉庫G1ビル(東京都品川区東品川2-6-4)
会期:1月6日(土)~3月31日(日)
開館時間:10:00~18:00 ※最終入場は閉館60分前まで
公式サイト:https://goghalivejp.com
キース・ヘリング展/森アーツセンターギャラリー
東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催されている「キース・ヘリング展」は、残り10日をきっている終了間近の展示会。
アイコニックなモチーフから、6メートルの大型作品まで、キース・ヘリングの世界観を体現する約150点が勢ぞろいしており、明るくポップなイメージを思う存分に堪能することができます。
ひと目でわかるキース・へリングらしい絵のタッチや色彩は、とてもユニークで魅力的。
展示室は一部作品を除いて撮影が可能だから、ぜひ写真に収めてみてくださいね。
キース・ヘリング展
場所:森アーツセンターギャラリー(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)
会期:12月9日(土)~2024年2月25日(日)
開館時間:10:00~19:00 (金曜日・土曜日は20:00まで)※入場は閉館の30分前まで
休館日:会期中無休
公式サイト:https://kh2023-25.exhibit.jp/
マリー・ローランサン ―時代をうつす眼/アーティゾン美術館
東京・京橋にある「アーティゾン美術館」では、20世紀前半に活躍した女性画家・ローランサンの作品の魅力を紹介する「マリー・ローランサン ―時代をうつす眼」が開催中。
ローランサンの作品約40点、挿絵本等の資料約25点に加えて、ローランサンと同時代に活躍した画家たちの作品約25点、合計約90点が展示されています。
彼女の作品は、パステルカラーを使ったやさしい雰囲気が特徴ですよ。
本展では、作品をモチーフにしたキーホルダーやブローチなど、ミュージアムグッズも豊富にラインナップ。足を運んだ際には、かわいいグッズもゲットしちゃいましょう!
マリー・ローランサン ―時代をうつす眼
場所:アーティゾン美術館(東京都中央区京橋1-7-2)
会期:12月9日(土)〜2024年3月3日(日)
開館時間:10:00〜18:00(2月23日を除く金曜日は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日
公式サイト:https://www.artizon.museum/
キボリノコンノ クイズ型展覧会「どっち?展」/ほぼ日曜日
おいしそうな食べ物や身のまわりのさまざまな物を木彫りで制作する、キボリノコンノさん。
作品と実物を並べると、どっちが木で、どっちが本物なのか悩むほどのクオリティに、驚かされたことがある人もいるのでは?
そんなキボリノコンノさんの作品をクイズ形式で解きながらすすむ体験型の展覧会「どっち?展」が、東京・渋谷の渋谷PARCO8階「ほぼ日曜日」にて開催されています。
用意された解答用紙に記入しながら順路を進んでいく、ワクワク感たっぷりの企画です。ぜひ会場に足を運んで、現物を見て確かめたいところですよね!
こちらも閉展まで残りわずかなので、気になる方は今のうちに要チェックです。
キボリノコンノ クイズ型展覧会「どっち?展」
場所:渋谷PARCO8階「ほぼ日曜日」(東京都渋谷区宇田川町15-1)
会期:1月26日(金)~3月10日(日)
開館時間:11:00~20:00
公式サイト:https://www.1101.com/hobonichiyobi/
良品には、わけがある。展 - 無印良品 徳永美由紀の仕事 -/ATELIER MUJI GINZA Gallery
衣服、生活雑貨、食品の分野で幅広い商品を揃えており、頼りにしている人も多い無印良品。
現在、長年にわたり無印良品のタグコピーに携わってきた徳永美由紀さんの仕事に焦点をあてた「良品には、わけがある。展 - 無印良品 徳永美由紀の仕事 -」が、東京・銀座の無印良品の店舗にて開催されています。
見慣れた商品がどのようにして生まれたのかを知れると思うと、ワクワクがとまりませんね…!
同時期に、割れても、歪んでも、それでも残されてきたガラスを撮り続けてきた、フォトグラファー泊昭雄氏の写真作品とその被写体を展⽰した「ものたちの誰彼(たそがれ)」展も開催中。
⽇常の中に潜んでいる“ものたちの誰彼(たそがれ)”を感じられるような内容になっているといいます。身近なこわれやすいものとのつきあい方を考えられるきっかけになりそう。
良品には、わけがある。展 - 無印良品 徳永美由紀の仕事 -/ものたちの誰彼(たそがれ)展
場所:無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2(東京都中央区銀座3丁目3-5)
会期:2月2日(金)~3月25日(月)
開館時間:11:00~21:00
休館日:※休館は店舗に準ずる
公式サイト:https://atelier.muji.com/jp/#exhibition-info
次のお出かけ候補にしちゃお
今回ご紹介したアート展覧会はいかがでしたか?
気になるものがあった人は、見逃してしまう前に早速予定を立てちゃいましょう。