東京・中央区にある、アーティゾン美術館では、『マリー・ローランサン ―時代をうつす眼』が開催中。
アーティゾン美術館ミュージアムショップとアーティゾン美術館公式オンラインストアにて、女性画家のマリー・ローランサンの3作品をモチーフにした、うっとりするようなマグネットが登場しました。
限定販売されているので、アート好きさんは要チェックです。
『マリー・ローランサン ―時代をうつす眼』が開催中
2024年3月3日(日)までの期間、アーティゾン美術館で開催されている展示会『マリー・ローランサン ―時代をうつす眼』。20世紀前半に活躍した、女性画家のマリー・ローランサンの作品が展示されています。
ローランサンが生きた時代には、アンリ・マティスや、アンドレ・ドラン、パブロ・ピカソなど、数々の画家も活躍。そんな中で彼女は、自らの方向性を模索して、パステルカラーを使った独自の画風を生み出したといいます。
同展では、そんなローランサンの作品約40点、挿絵本等の資料約25点に加えて、彼女と同時代に活躍した画家たちの作品約25点といった、合計約90点を展示。
関連するほかの画家たちの作品と比較しつつ、彼女の作品の魅力を感じられる展示会になっているそうですよ。
作品をモチーフにした、美しい色合いのマグネットが誕生
そしてこのたび、サステナブルブランド「PENON(ペノン)」によって、ローランサンの3作品をモチーフにした「PENON タッチミー!アートマグネット」(税込660円)が誕生。
素材には、日本三大陶磁器として名高い、『美濃焼』の廃材をアップサイクルしたタイルが活用されているため、陶器ならではのしっとりとした質感と適度な重みが、高級感を漂わせます。
1937年頃に描かれた『手鏡を持つ女』は、手鏡を手にした女性が、憂いを帯びた表情でこちら側を見つめている作品。
女性らしさを引き立てている鮮やかな色彩の衣服の膨らみや、1920年代後半からローランサンがよく描いたという真珠のアクセサリーに、立体感のある凹凸加工を施して、原画に近い雰囲気を演出しているといいます。
こちらは、互いの手を交差させて体を寄せ合う二人の少女が描かれた、1923年の作品『二人の少女』。触れると壊れてしまいそうな、美しく儚げな雰囲気が素敵ですよね。
同商品には、あえて背景を加工せず、人物にのみ繊細な凹凸をつけることで、二人の存在を際立たせているそうです。
また、子犬を抱いた女性の優美でエレガントな佇まいが印象的な『女と犬』も、1923年頃に描かれたもの。そこはかとなく漂う、独特の空気感を感じさせる作品です。
女性が身につけている服の特徴的な装飾と、犬の目と鼻先に立体感をプラスすることで、作品の中の遠近感を表現しているそうですよ。
キーホルダーやブローチなどもチェックしておこ
『マリー・ローランサン ―時代をうつす眼』では、今回ご紹介したマグネットのほか、ローランサンの作品をモチーフにした「キーホルダー」や「ブローチ」、文具用品などもラインナップ。
おうちに飾っておくだけでなく、「外出時にもローランサンの作品を眺めていたい…」という方は、ぜひこちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
在庫がなくなり次第終了となるため、ご注意くださいね。
『マリー・ローランサン ―時代をうつす眼』特設ページ
https://www.artizon.museum/
参照元:株式会社ペノン プレスリリース