「サムシング センスフル」は、isutaが見つけた“センスの光るモノ”をシェアするシリーズ。
想いのこもったコンセプト、こだわりの詰まった機能性、ひねりの効いたデザインなど、どこか“センスフル”な要素を感じるプロダクトを、ひとつずつご紹介していきます。
BLURRY SPACEの「Flask bag S Silver」
バッグやレザーグッズなどを展開するMade in Japanブランド「BLURRY SPACE(ブラリイ スペース)」の「Flask bag S Silver」(税込2万7500円)は、大胆なシルバーカラーとユニークな形状が目を引くミニバッグです。
「Flask(フラスク)」とは、主にウィスキーなどのアルコール度数が高い蒸留酒を携帯するためのボトルのこと。
形はさまざまですが、ズボンのバックポケットに入れやすいよう、湾曲した平べったいタイプがスタンダードとされています。
まさにそれを模したようなビジュアルの「Flask bag S Silver」。底を見ると、しっかりカーブしているのがわかります。肩にかけたときに身体にフィットしやすいのは、そのおかげかもしれません。
さりげなく、ブランドのロゴマークが刻印されているのもポイント。
シルバーカラー×ボールチェーンでアクセサリー気分
「Flask bag S Silver」の素材には、表面・内側ともに柔らかなカウレザーが採用されています。
メタリックな質感なのにギラつきすぎないのは、上質な生地のおかげかも。
そしてもう1つ注目したいのが、珍しいボールチェーンタイプのショルダーストラップです。
ネックレスやキーホルダーなどに使われることの多いボールチェーンを、バッグのストラップに採用する斬新なアイデアがとってもユニーク。
BLURRY SPACEからは同じ形でブラックレザーの「Flask bag」も展開されていますが、そちらはストラップもレザー素材なので、よりアクセサリー気分で持ちたい方には「Flask bag S Silver」がおすすめです。
荷物をコンパクトにまとめて、お出かけバッグとして◎
サイズはタテ18cm×ヨコ14cmで、B6版(漫画の単行本サイズ)と同じくらい。
マチは一番広い部分で4.7cmあり、ミニ財布にリップ、Bluetoothイヤホンなどといった最低限の荷物がちょうど収まる程度の大きさです。
キャッシュレス派さんには、このくらいのサイズ感がちょうどいいかもしれません。
Y2Kファッションのおともにいかが?
トレンドの『Y2K』にぴたりとハマる、メタリックシルバーのミニバッグ。
暗くなりがちな秋冬ファッションのポイントとして、装飾品代わりに取り入れてみては?
About「BLURRY SPACE(ブラリイ スペース)」
メイドインジャパンのレザーグッズを扱うブランド。「パーソナルスペース」と「自然」を議題にバッグや小物類、インテリアグッズをメインに展開しています。
ブランドを手がけているのは、中国出身のバッグデザイナー・WANG QIPENG(ワン チポン)さん。
もともと中国の実家がバッグ店だったことがきっかけで、バッグデザイナーの道を目指し始め、東京・文化服装学院を卒業したのちにBLURRY SPACEを立ち上げたといいます。
ブランド名の「BLURRY SPACE」は、直訳すると「ぼやけた空間」。
WANGさんは昔からメガネをしていないときや、お酒に酔ったとき、涙で視界が霞むときなどの、ぼやけた状態が好きだったそうです。そしてそれこそが、本来の自分に最も近い瞬間なのではとも考えてきたんだとか。
彼自身の大好きな“空間”と大好きな“バッグ”をブランド化する形で、2023年春にデビューしました。
現在は、主にオンラインで商品を販売。購入した際に付属する、特徴的な梱包にも注目です。