レジェンド調香師が手掛けるニッチフレグランスブランド「Anthologie(アンソロジー)」が、日本初上陸。
キャリアの集大成となる全8種の香水が、10月28日(土)より、NOSE SHOP(ノーズショップ) 渋谷にて先行販売スタート、その他一部店舗(有楽町、札幌、名古屋、大阪)とオンラインストアでは、11月2日(木)から販売開始されます。
調香師として駆け出しの頃、夫人のために特別に調香したという、“夫婦の愛を象徴する香り”に注目です!
知る人ぞ知るレジェンド調香師が手掛ける「Anthologie」
調香師のLucien Ferrero(ルシアン フェレーロ)さんによって、2019年に満を持して設立されたニッチフレグランスブランド「Anthologie」。
Lucien Ferreroさんは、調香師としてデビューしてから46年のキャリアの中で5万以上の香りを製作してきた、知る人ぞ知るレジェンド調香師です。
世界最古の香水ブランドの1つとも呼ばれる「LUBIN PARIS(リュバン・パリ)」の調香を担当したことで、彼は一躍注目されるようになったそう。ただ“主役は香水であり調香師の自分は黒子であるべき”という彼独自の哲学から、調香師の名を明かさない仕事を多く手掛け、彼の名は業界内でも広く認知されていないのだといいます。
ブランド誕生のきっかけは“彼女に捧げる愛”
「Anthologie」が誕生したきっかけになったのは、ラインナップの内の1本、「パーアムールプールエル(彼女に捧げる愛)」にあるのだとか。
Lucien Ferreroさんが調香師として駆け出しの頃、夫人のために調香した香水にフレグランスプロデューサーが感銘を受け、この香りを新しいブランドとして世の中に発表する提案をしたそうです。
そして夫婦とともに数十年もの間、共に歩んだ愛の香りが、多くの人々にも愛されることを願って、ブランドを立ち上げることになったのだといいます。
こうして誕生した「Anthologie」は、調香師人生の集大成として取り組む、Lucien Ferreroさんによる最後のプロジェクト。
香料会社とタッグを組み独自に開発された香料を用いるなど、香水を構成する素材にもこだわって制作されています。
夫婦の愛の香りから始まった、巨匠のキャリアの集大成となるラインナップだと知ると、グッと特別感を得られますよね。
こだわりの詰まったラインナップはどれも気になる…
「Anthologie」の全8種類の香水(各 税込1万6500円/30ml・税込2万4200円/100ml )から、一部をご紹介。
ブランド誕生のきっかけにもなった「パーアムールプールエル|彼女に捧げる愛」は、春風が舞う中、ヒヤシンスが花開きチュベローズが優美な光を放つ情景が浮かびます。
白いジャスミンが情熱を刻み、オレンジブロッサムの無垢な気品とムスクが融合する、永遠なる愛を一瞬に込めた香りなのだとか。
「サランガブラン|白いシリンガ」は、うつろう季節の中で幸福の詩を語り、魂に深く触れる香り。
季節のはじまりを感じる幸せな陽光、白い花々の明るいオーラ、緑の芽吹き…そんな素敵な光景が思い浮かびそうです。
桜を中心に華やかな日本の花々を体現する、「サクラアンペリアル|天上の桜」も要チェック。
再生と美の象徴である桜などを、さまざまな原料の個性を融合させ、完璧なバランスで表現しているといいます。
「ハーモニーパストラル|田園のハーモニー」は、Lucien Ferreroさんがもっとも愛する楽曲だという、ベートーヴェン作曲『交響曲第6番(田園)』をイメージしているそう。
まるでオーケストラが奏でる、優雅で柔らかい音色から抽出したかのような香りが広がります。
木下友梨香さんとのコラボレーション展示も見逃せない!
東京・NOSE SHOP 渋谷 ギャラリースペースでは、「Anthologie」の日本初上陸を記念して、アーティスト・木下友梨香さんとのコラボレーション展示を開催。
10月28日(土)〜11月3日(金・祝)の期間中、香水から着想を得た作品を展示し、一部作品の販売も行われるといいます。
足を運べば、「Anthologie」の世界観を目でも堪能できるはず。気になる方は、ぜひこちらも立ち寄ってみてくださいね。
Anthologie × 木下友梨香 コラボレーション展示
期間:10月28日(土)〜11月3日(金・祝)(アーティスト在廊日 10月29日)
場所:NOSE SHOP 渋谷 ギャラリースペース(東京都渋谷区神宮前6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 2F)
NOSE SHOP 公式オンラインストア
https://noseshop.jp/