SNSで見つけた、おしゃれでセンスのある憧れのあの人。
「どんな毎日を過ごしているの?」「なにが好き?」「おしゃれの参考にしているファッションアイコンは?」など、気になるアレコレをisutaエディターがインタビュー形式で紐解いていく、「センスフルな憧れちゃん」。
第19回目の“憧れちゃん”は、プラントベーススイーツのショップ「Born from oven(ボーンフロムオーブン)」を運営するmikiさん。
お菓子作りやプラントベースへの想いから、お気に入りのアイテム、気になるインテリアなど持ち物のこだわりまで、isutaエディター・miwaが教えてもらいました。
憧れちゃん vol. 19:プラントベースのお菓子屋さんを運営する・mikiさん
mikiさんってどんな人?
「もっとかわいいヴィーガンお菓子があったらいいのに!」と思ったことをきっかけに、プラントベースのスイーツを作り始めたというmikiさん。2023年4月からは、スイーツショップ「Born from oven」を運営。ポップアップや間借りカフェ等で、お菓子の販売を行っています。
Instagram:(@babystapmiki)
キュートな「Born from oven」のお菓子
miwa:「Born from oven」のInstagramに投稿されているお菓子、どれもかわいくておいしそうです!
miki:ありがとうございます。よくあるヴィーガンのお菓子って、気軽に手に取りづらいものが多いなと思っていて。ヴィーガンの人もそうでない人も楽しめるように、まず見た目がかわいくて、味がいいものを意識して作っています。
miwa:お菓子の種類としては、どんなものを扱っているんでしょうか?
miki:クッキーが多いですね。他にはパウンドケーキや、時々タルトを作ることもあります。
中でもイチオシのお菓子は?
miwa:オリジナルのお菓子を作るうえで、工夫していることはありますか?
miki:プラントベースなのはもちろん、できる限りオーガニック素材を使用するようにもしています。ハーブやスパイスを使って、ちょっと珍しいフレーバーのものも作ります。ブラックペッパーとオレガノ、ローズマリーとジンジャーのような組み合わせのクッキーは、お酒のおつまみとしても好評です!
miwa:mikiさんおすすめのお菓子があれば教えてください。
miki:最近作ったものだと、ジャムサンドクッキーが気に入ってます。クッキー生地にはピーナッツバターを練りこんで、ストロベリーのジャムをサンドしました。
行きつけのプラントベースカフェ
miwa:ご自身でもアニマルフレンドリーな生活を心がけているとのことですが、プラントベースのカフェやレストランにもよく行かれますか?
miki:そうですね。運ばれてきた時に「これがヴィーガン?」となるような、見た目もかわいいプレートメニューのあるお店が特に好きです。例えば、自由が丘にある「Plus veganique jiyugakoka(プラスヴィーガニック ジユウガオカ)」や、駒沢大学の「CORI.(コリ)」とか。
miki:スパイスが効いた、中東系のお料理も好きです。今気になっているのは、南阿佐ヶ谷にある「PRABHAT(プラバート)」。おいしいと聞いたので、近いうちに時間を見つけて行きたいです。
ヴィーガンに興味を持ったのは?
miwa:そもそも、mikiさんがプラントベースやヴィーガンに興味を持つようになったのは、いつ頃からだったのでしょう?
miki:5年ほど前です。大好きな動物を守るために何かできないかなと思っていたときに、友人の影響もあって、ヴィーガンにシフトしていきました。今は完全なヴィーガンではありませんが、服やコスメも含め、なるべく動物犠牲のない製品を選ぶようにしています。「ecostore(エコストア)」や「Aesop(イソップ)」の商品は、普段からよく手に取るかも。
最近のお買い物事情
miwa:最近買ったもので、好きなアイテムがあれば教えてください!
miki:「Chloé(クロエ)」から登場した、ヴィーガンの香水を買いました。リフレッシュできるような、さっぱり系の香りが気に入っています。
お菓子作りをしていると甘い香りに囲まれることが多いので、自然と爽やか系のフレグランスを選ぶようになりました(笑)
miwa:パティシエさんならではの理由かもしれませんね。香りものはお好きですか?
miki:好きです!猫型のスタンドにパロサントやキャンドルなどを立ててリラックスタイムを楽しんでいます。このスタンドは、渋谷PARCO(パルコ)で開催していた陶器のポップアップイベントでゲットしました。
ファッションやメイクのこだわりは?
miwa:mikiさんのファッションについても気になります!服装やメイクのマイルールはありますか?
miki:メイクのこだわりは特にないんです。どんな見せ方をするかというより、どんなアイテムを使うかにこだわっていて、なるべく動物犠牲のないコスメを選んで買っています。
miki:ファッションでは、カラーを取り入れるのが好きです。モノトーンの服装をすることはあまりなくて、1点は青やオレンジなどの色物を入れたり、カラーアイテム同士を合わせたりするコーディネートが多いですね。
狙っているヴィンテージアイテム
miwa:ヴィンテージのアイテムもお好きだとか。
miki:スペイン留学をきっかけにヨーロッパの雰囲気が好きになって、ヨーロッパヴィンテージにも興味を持ちました。古着屋さんやヴィンテージショップを見に行って、いい出合いがあれば購入することもあります。今は秋冬に向けて、かわいいブーツを探し中です。
インテリアやお部屋の参考にしているのは?
miwa:センスフルなmikiさんですが、影響を受けているなと感じるものはありますか
miki:家具やインテリアが好きなので、Instagramでおしゃれなお部屋の投稿を眺めています。いろいろな人のお部屋づくりが見られるキオク的サンサク(@kiokutekisansaku)というアカウントはよく見ますね。
自分の部屋だけでなくて、将来自分のお店をオープンするときの参考にもなるなと!
今後やりたいお店のお話
miwa:mikiさんが今後イメージしているお店のカタチはどんなのでしょう?
miki:今は間借りカフェやイベントで販売を行っていますが、いずれは実店舗をもちたいと考えています。イメージは、ヨーロッパの田舎にありそうな、“ラフ”なお店。ヴィーガンの人もそうでない人も、そして動物を連れた人や外国人など、さまざまな人がふらっと立ち寄れるカフェを目指したいです。
あとは、ヴィーガンコスメも作ってみたいなと思っています。「Born from oven」の活動をきっかけに、コスメブランドとコラボできたらうれしい。そのためにも、頑張ってお店の知名度を上げていきたいです!
飾らない話し方やシンプルなスタイルが親しみやすく、でもどこか“かっこいい”と思わせる魅力のあるmikiさん。プラントベースや「Born from oven」についてお聞きすると特に熱心に答えてくださり、想いの強さを感じました。作っているお菓子も本当においしそう…12月頃から定期的に営業する予定だという間借りカフェ、私も通いたいです!(笑)
byエディター・miwa
mikiさんがおすすめするお店やブランドはこちら
・Plus veganique jiyugakoka
・CORI.
・PRABHAT
・ecostore
・Aesop
・Chloé