「サムシング センスフル」は、isutaが見つけた“センスの光るモノ”をシェアするシリーズ。
想いのこもったコンセプト、こだわりの詰まった機能性、ひねりの効いたデザインなど、どこか“センスフル”な要素を感じるプロダクトを、ひとつずつご紹介していきます。
pink pepperの「Scarf “align”」
グラフィックデザイナーの栗原あずささんと脇田あすかさんが手がけるプロダクトブランド「pink pepper(ピンクペッパー)」の「Scarf “align”」(税込4400円)は、同ブランドから2023年SS商品として登場した新作スカーフの1つです。
シーズンテーマは『geometric(幾何学的)』。
抽象的な線画や図形が印象的な4型がラインナップする中、こちらは「align(=整列する)」という名前の通り、直線と正円が整然と描かれたデザインが特徴です。
これって何柄?不思議な模様と、絶妙な色合わせが魅力的
まるで、碁盤やチェス盤のようにも見えてくる、不思議な模様の「Skarf “align”」。
円の配置に規則性を見つけられそうで見つけられない、奥深さにもなんだか無性に惹かれます。
クリームがかったベースの色味と、落ち着いた深い赤色の相性は抜群で、春夏のコレクションながら秋のムードにもぴったりハマりそう。
もう少し涼しくなったら、ニットの首元に忍ばせたり、トレンチコートの上から肩にかけてアクセントにしたり…。ワードローブにプラスすれば、これからのおしゃれによりいっそう幅を出せそうです。
スカーフ初心者さんは、バッグに巻き付けるのがおすすめ
「スカーフ」って、コーデに取り入れられたらおしゃれだけれど、なかなかハードルが高めかも。
そんなふうに感じる方は、まず手持ちのバッグのハンドルに巻き付けてみるところから始めてみては?
シンプルでクールなブラックレザーのバッグも、ひと工夫プラスすることでガラッと印象が変わります。
個性を出すのが難しい定番のコットントートバッグも、スカーフを足すだけで、他にはないオリジナリティの演出に成功◎
柄の細かい「Scarf “align”」なら、ラフに巻き付けても模様がきれいに出るため、不器用さんもご安心を。
小さなサインも見逃さないでね
スカーフの右下には、小さく「pink pepper」のサイン入り。
こうした主張のさりげなさにも、胸がきゅんとします。
About「pink pepper(ピンクペッパー)」
グラフィックデザイナーの栗原あずささんと脇田あすかさんが主宰するプロダクトブランド。“身にまとえるグラフィック”として、スカーフをメインに布ものアイテムを展開しています。
ラインナップのメインを担う50cm角の正方形スカーフは、シーズンごとのテーマに合わせて4柄ずつリリース。栗原さんと脇田さんで、それぞれ2柄ずつを分担しているのだそう。
「小さいスパイス」という意味が込められたブランド名が表す通り、日常にちょっとした遊び心を加えてくれるデザイン揃いです。見る人を虜にする絵柄の数々は、グラフィックデザイナーが手がけるからこそ。
通常は公式オンラインストアで期間を区切って販売をおこなうほか、常設のセレクトショップなどでの取り扱いも。
不定期で開催するポップアップやイベント出店などは毎回盛況で、pink pepperだけのオリジナリティあふれるデザインとポップな配色に、多くの注目が集まっています。