「サムシング センスフル」は、isutaが見つけた“センスの光るモノ”をシェアするシリーズ。
想いのこもったコンセプト、こだわりの詰まった機能性、ひねりの効いたデザインなど、どこか“センスフル”な要素を感じるプロダクトを、ひとつずつご紹介していきます。
RIN KAMEKURAの「6/Charm ring」
「RIN KAMEKURA(リン カメクラ)」の「6/Charm ring」(税込1万3200円)は、小さな宝石を6つの爪で支えるピンキーリング。
希望の宝石の在庫がある場合に限り、受注生産でのオーダーが可能です。
宝石の指輪といえば、大切に長く身につけるもの。「6/Charm ring」には、ディレクターである亀倉琳さん自身が抱く“宝石の指輪”へのイメージが蓄積されています。
さりげなくお花の形を描く、独特なフォルム
指輪を上から見てみると、まるでお花のように弧を描いているのがわかります。これは、“絵に描けるくらいシンプルな形で、愛着が持てるものにしたい”という亀倉さんのこだわりから。
繊細さと無骨さが同時に感じられる絶妙なバランスこそが、キュートなお花モチーフでもかわいくなりすぎない秘訣かもしれません。
基本のサイズは、ピンキーリングとして身につけやすい『4号』での提案。とはいえ、つけたい指の太さに応じて、サイズオーダーも可能です。
あるいは、指の第一関節と第二関節の間につける“ファランジリング”として使うのもおすすめですよ。
石に込められた意味にも注目してみて
使われている石によって値段が異なり、写真に写っている指輪には「ブルートパーズ」があしらわれています。
11月の誕生石でもある「トパーズ」。中でも青く澄んだ「ブルートパーズ」には、精神を落ち着かせて感情をコントロールする、ヒーリング効果があるといわれています。
石言葉は、「友情」「知性」「希望」。見ているだけでも清らかに浄化される気分になりますが、集中力や創造力を高めるともされているそう。試験や試合、コンクールなどを控えたシーンでのおまもりにぴったりです。
オーダー生産制だから、自分だけのリングになるはず
ちなみに現在オンラインストアで販売されているのは『Champagne quartz(シャンパンクウォーツ)』と『Onyx(オニキス)』、2種類の宝石のみ。
そのほかの石でオーダーしたい場合は、ぜひ一度問い合わせてみることをおすすめします。
About「RIN KAMEKURA」
金工作家でイラストレーターの亀倉琳さんが手がけるブランド。
以前からおこなっていたという制作活動から転じて、2021年4月にブランドとしての体制をスタートしました。
現在はデイリーユースできるものからオブジェのような存在感を持ったものまで、幅広いアクセサリーを展開しています。そのほか、オブジェを作ったりイラストを描いたりすることも。
創作のベースとなっているイメージは、それを手にした人にとって“おまもり”となるような、想いをのせられるもの。
亀倉さん自身、幼少期から手の中におさまる程度の小さなものを自分の“おまもり”にすることが多くあったそう。小学生の頃、下校中に拾った小石のようなものを握っていたタイミングで友人からそれを指摘され、“おまもり”への思い入れの強さを自覚したといいます。
それ以降「おまもりとは何か」ということを漠然と考えるように。
通常は東京都内のアトリエで創作活動をおこない、作品は自身のオンラインショップで販売するほか、不定期でポップアップを開催。
小さなジュエリーから始まった制作活動も、少しずつスケールを大きくしながらその幅を広げています。