少しずつ過ごしやすい気候になり、「次のお休みはどこへお出かけしようかな?」と考えるのが楽しくなってきましたよね。
今回は、9月30日(土)から神奈川・横浜で開催される、シャンデリア作家・キム・ソンヘさんによる個展「Where one return」をご紹介。
“芸術の秋”のお出かけスポットとして、チェックしてみてくださいね。
キム・ソンへさんってどんなアーティスト?
キム・ソンへさんは、ぬいぐるみなどのアイテムをコラージュした、シャンデリア作品を得意とするアーティストです。
捨てられたぬいぐるみやおもちゃを見てかわいそうと思ったことをきっかけに、それらを作品の素材として使用するようになったといいます。
2015年にはラフォーレ原宿で大型展覧会を行い、その他にも国内外の企業やブランドへの作品提供、空間ディスプレイなども手掛けている注目アーティストですよ。
物事の二面性を表現した作品群の虜になりそう
作品には、キムさんが在日朝鮮人として生きていく中で感じた、自分自身のアイデンティティーの揺らぎや、多文化主義に対する理想が投影されているといいます。
一見するとかわいらしく見える反面、よく眺めると怖さをはらんでいるという、物事の二面性が表現された特有の世界観は必見!
初の横浜での個展には新作もお目見え
9月30日(土)よりスタートする展覧会「Where one return」では、『それぞれ違う場所で生まれ、時間を経たものたちが再び還る1つの場所』をコンセプトにした作品がお目見えします。
異なる地で誕生したものたちが一緒になることで、国や文化、価値観も全く違うけれど、新しい光を灯すことが出来るという想いが込められているそうですよ。
横浜では初となる個展には、これまでの立体作品の魅力を活かした平面作品を中心に、新作8作を含む18点の作品がラインナップ。
インパクト絶大な作品を見に、会場へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
「Where one return」概要
会期:9月30日(土)~10月30日(月)
時間:10:00~22:00
会場:横浜マリンタワー 2F アートギャラリー
住所:神奈川県横浜市中区山下町14-1
入場:無料
参照元:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC ART LAB)プレスリリース