「サムシング センスフル」は、isutaが見つけた“センスの光るモノ”をシェアするシリーズ。
想いのこもったコンセプト、こだわりの詰まった機能性、ひねりの効いたデザインなど、どこか“センスフル”な要素を感じるプロダクトを、ひとつずつご紹介していきます。
TOUMEIの「Tote bag」
福岡に拠点を置くガラスウェアブランド「TOUMEI」の「Tote bag」(税込2750円→1650円)は、TOUMEIで展開している3種類のフラワーベースをフロントにプリントした、大きめサイズのシンプルトート。
フラワーベースが並ぶ、日常なのになぜか見飽きることのない工房の風景に面白さを感じた、というところから生まれたアイテムです。
ガラスウェアのブランドがコットン素材のバッグを展開するなんていう、ちょっとした意外性にきゅんとします。
PCもA4もすっぽり。肩掛けしやすい大容量ってうれしい!
「Tote bag」のサイズは、ヨコ380mm×タテ430mm。
マチはないですがしっかり大きさがあり、ノートPCもすっぽり入ります。
厚手の生地で安定感があるので、たっぷりの荷物でも不安なく使えますよ。
持ち手が長めで肩掛けしやすいのも、些細だけれど大事なポイント。
プリントなのにちゃんと“透けて”見える、不思議な質感
3つ並んだフラワーベース、中央を位置取っているのは以前isutaでもご紹介した、“古墳”型がユニークな「Kofun」です。
一番左は、TOUMEIの花器の中で最ものっぽな「Tall」、右はシンプルでコンパクトな「Small hill」です。
こんなふうに種類違いで一列に並ぶと、大中小のサイズ感はもちろん、バラエティ豊富なフォルムの違いがより際立ちますね。
モノクロのプリントなのに、本物が持つ透明感まで伝わってくるから不思議。
眺めているうちに、写っている商品そのものが欲しくなってきそうです。プリントされているものをコンプリートするように、TOUMEIのフラワーベースを揃えていくのも面白いかも。
布にプリントされたガラスって新鮮
柔らかい素材に描かれたガラスの器、という他にない異素材のミックスは、ガラスウェアブランドならではの発想。
TOUMEIファンはもちろん、インテリア好きさん、ユーモアのあるアイテムに惹かれがちな人にもおすすめです。
About「TOUMEI(トウメイ)」
2016年にガラス作家の髙橋漠さんと和田朋子さんが立ち上げた、福岡・宗像(むなかた)を拠点とするガラスウェアブランド。
日常使いできる花器やグラス、照明などを、ひとつひとつハンドメイドで製作しています。
ガラス製品のほとんどは、中心が空洞になっている竿にガラスを巻き取って空気を吹き込み、手早く成形して竿から外す、“宙吹き”という技法で製作。また、福岡で約100年にわたり受け継がれてきた“色ガラス”の技術をもとにした、独自の調合による発色も魅力の1つです。
工房で丁寧に作り上げられたプロダクトの数々は、どれも手仕事ならではの温かさと、透明なガラスの持つ涼やかさを兼ね備えたものばかり。
中には廃棄のガラスをアップサイクルしたものや、花器の写真を大胆にプリントしたトートバッグなど、ユニークな製品もラインアップしています。
商品は公式オンラインストアの他、全国のセレクトショップなどで販売中。さらに年1〜2回ほど宗像のスタジオにて開催される、お得なガレージセールも見逃せません。