東京の池袋と赤羽の間にあり、都会すぎず、絶妙な“ちょうど良さ”がある北区十条。
テレビで何度か取り上げられている激安のお店もいくつかあり、活気のある商店街が魅力なんです。
今回は、都心からのアクセスも抜群だけどちょっぴり穴場なJR十条駅周辺にあるカフェを5つご紹介。新宿や渋谷ほど混雑していないので、ゆっくりカフェタイムを満喫することができますよ。
手作りスイーツのお店「キッサフムフム」
まず最初に今回ご紹介するのは、十条駅南口から徒歩約30秒のところにあるカフェ「キッサフムフム」。
店主さんが1人で切り盛りをするお店で、自家製のスイーツを求めて常連さんが足繁く通う人気店です。
メニューのラインナップは季節や時期によって変わるので、いついっても違うメニューが楽しめるのも嬉しいところ。
プリンやタルトのほか、アイスクリームも自家製。アイスは単品のほか、スイーツにプラスして注文することもできますよ。
おすすめは、プリンアラモードなどのその日のスイーツがたくさん詰まった1品。
写真は、9月の初めに販売されていたかぼちゃプリンアラモード(税込1000円)で、濃厚なかぼちゃプリンがたまりませんでした…。
メニューに「☆」がついているものはテイクアウトすることもできますよ。
お店の公式Instagramで、その日のメニューの情報が発信されているので、行く際は事前に確認しておくのが◎です。
キッサフムフム
住所:東京都北区上十条1-11-13
営業時間:月、火、水曜日 15:00~20:00(ラストオーダー19:30)
日曜日 10:00~15:00(ラストオーダー14:00)
※時期によって営業時間が異なる場合があります
定休日:木、金、土曜日
公式Instagram:@humuhumusan
新感覚のまんまるプリンがかわいい「十条珈琲」
十条駅北口から徒歩約4分のところにあるのは、テレビ番組でも取り上げられたことのあるカフェ「十条珈琲」。
こちらのお店は、2種類のプリンが味わえることでも人気なんです。
特に食べていただきたいのが、こだわりの新感覚プリン「シン・プリン」(税込700円)。
カラメルのジュレが敷かれた上にまんまるでプルプルのプリンがのっています。こんな形のプリン、見たことないですよね。
シン・プリンには生クリームと追いカラメルがついてくるので、少しずつかけて調節しながらお好みの味を見つけてみてください。
もう一種類のプリン(写真奥)は「クラシック・プリン」(税込650円)。こちらは昔ながらの固めプリンで、固めプリン好きさんにおすすめです。
しっかりとした卵の味とカラメルが程よくマッチしていて、上にのったホイップクリームとの相性も抜群ですよ。
プリンと合わせて注文したいのが、サイフォン式で抽出した“スペシャリティーコーヒー”。
浅煎りから深煎りまで煎り具合の違う豆を選べるほか、ディカフェのブレンドコーヒー(各税込700円)や水出しスペシャリティー(税込850円)など、その日の気分や好みに合わせて飲みたいコーヒーを選ぶことができます。
プリンとドリンク(コーヒー以外でも)を一緒に注文すると、250円引きになる「プリン割」もあるので、ぜひご一緒に注文してみてください。
十条珈琲
住所:東京都北区上十条3-29-15
営業時間:平日 12:00~19:00、土日祝 12:00~18:00
(ラストオーダー:終了30分前)
定休日:火曜日
公式Instagram:@jujocoffee
天然氷のかき氷が食べられる「だるまや餅菓子店」
十条駅北口から徒歩約3分、十条銀座商店街の中ほどにあるのが、「だるまや餅菓子店」。
こちらもテレビで紹介されたことがある有名店です。
かき氷が人気のため夏場は少し並ぶこともありますが、待ち時間は比較的短いので穴場なんです。
外のカウンターにはみたらし団子や羊羹、あんみつなど和菓子も売られており、その場で買ってすぐ食べることもできますよ。
このお店の名物が“天然氷”を使ったかき氷。しかも、「だるまや餅菓子店」では、夏だけでなく1年中かき氷を楽しむことができるんです。
特にこだわられているのが宇治抹茶。宇治抹茶だけでも「特選」「極上」「別格」とグレードがあり、通常の宇治抹茶は税込1200円ですが、「別格」はなんと税込3200円!グレードが上がるほど抹茶本来の甘み、旨味が強まります。
かき氷は他にも、ほうじ茶、丹波栗、小豆、カルピスなどたくさんの種類がありますよ。
なお、「だるまや餅菓子店」は2024年に閉店予定だそう。まだ閉店日は決まっていないとのことですが、後継者がいないことが理由なんだとか。
ただ、店主の息子さんは京都で「京都宇治金時や」(@kyotoujikintokiya)というお店を2021年にオープンさせているため、その味は引き継がれています。
京都に行った際にはぜひそちらにも訪れてみてくださいね。
だるまや餅菓子店
住所:東京都北区十条仲原1-3-6
営業時間:11:00~18:30
定休日:火曜日
公式X:@jujodarumaya
銭湯に併設されるレトロ喫茶「喫茶深海」
十条駅北口から徒歩5分ほどにある「十條湯」に併設されている喫茶店が「喫茶深海」。
昭和23年(1948年)からあるこの銭湯は、昔ながらの銭湯の良さも残り、地元の人々にも愛されています。
サウナもあるので、サウナーの方たちにもおすすめですよ。
レトロな見た目がまるでおもちゃみたいなこちらは、「深海ゼリー」(税込380円)。まるで昭和にタイムスリップしたような気分が味わえます。
ほかにも同店では、「十条湯クリームソーダ」(税込650円)など、深海のような青く涼し気な見た目のスイーツやドリンクを楽しむことができます。
お風呂の後にぴったりなコーヒー牛乳(税込500円)はもちろんのこと、「女将さんプリン」(税込350円)や朝食メニューのサンドイッチなどもあり、レトロな雰囲気にぴったりの喫茶店メニューも楽しむことができますよ。
また、店頭では喫茶深海や十條湯のオリジナルグッズも販売されています。
オリジナルTシャツ5種類(税込4000円~)、ステッカー3種類(税込440円)、十条湯名入りタオル(税込550円)があり、ネットでも店頭でも買えるのでぜひチェックしてみてくださいね。
喫茶深海
住所:東京都北区十条仲原1-14-2
営業時間:15:00~21:00
定休日:月、金曜日
公式Instagram:@jujoyu_sento
溶かして食べるチョコレートが人気「Bonnel Cafe nook」
十条駅北口から徒歩4分ほど、十条珈琲と同じ十条仲通り商店会にあるのが「Bonnel Cafe nook」。
以前は「Bonnel Cafe」として十条銀座商店街にあったのですが、少し場所を移動して2022年5月20日に「Bonnel Cafe nook」としてグランドオープンしました。
Bonnel Cafe nookはチョコレートのお店で、スティックが付いた丸いチョコレートをホットミルクに溶かして飲む商品が看板商品。
このホットチョコレートはカフェでも楽しむことができますが、テイクアウトも可能なので、おうちで楽しんだり、プレゼントにしたりするのもおすすめです。
夏のメニューで大人気なのがかき氷。かき氷ですがケーキのような見た目でとってもかわいいんです。
定番のかき氷に加えて季節限定のメニューもあるので、どんなかき氷が出ているか楽しみにしながら訪れることができますよ。
かき氷以外にも、季節限定のスイーツなどもラインナップしています。ドリンクやスイーツは見た目にもこだわっており、どれを頼んでもすっごくかわいいので、ぜひかわいくて甘いスイーツたちに癒されてみてくださいね。
Bonnel Cafe nook
住所:東京都北区上十条2-22-11
営業時間:平日11:00~18:00 土日祝日11:00~19:00
(ラストオーダー30分前)
定休日:不定休
公式Instagram:@bonnel_cafe
穴場の十条カフェを楽しんでみて
十条は、大学や専門学校などもいくつかあり、2024年秋ごろには商業施設、区民や学生が使うことのできる公共施設などが入った39階建てのビルが駅前の完成予定。
これからじわじわ人気になる予感がするエリアなので、気になる方はぜひ、今のうちにチェックしてみてくださいね。