isuta読者にもファンの多い、フットウェアブランド「grounds(グラウンズ)」。ぷくぷくとした独創的なソールは、一度見たら忘れられませんよね。
個性的なデザインに惹かれつつも、普段はオンライン販売をメインとしているため、「実際試着してから購入したい」と、ゲットできずにいた人もいるのでは?
そんな人に朗報!9月2日(土)、東京・原宿のキャットストリートエリアにブランド初となる旗艦店「grounds STORE 001」がオープンします!
気になっていたシューズを試せるのはもちろん、ブランドの世界観を表現した空間デザインも必見ですよ。
ブランド初の旗艦店「grounds STORE 001」がオープン
「grounds」は、『人間と重力(地球)の関係に変化をもたらす』『人間と重力(地球)の接点であるアウトソールと地面を中心とした人間像作り』をコンセプトとした、ソールの形状が特徴的なフットウェアブランドです。
このたびオープンする「grounds」の店舗は、70年代の木造一軒家を改装した建物。原宿にこんな場所があったの?と驚いてしまうくらい“普通の住宅”を、そのままお店として使用しているんです。
建物の外にはたくさんのサボテンが植えられており、家から醸し出される日常的な雰囲気とのコントラストによって、不思議な印象を受けます。あえてそうすることで、異国情緒や非日常感を表現しているそう。
立体的に飛び出た出窓には、靴のディスプレイが。壁にデザインされたロゴは、暗くなるとライトが光り浮き出て見えるといいます。
昔の一軒家をそのまま活かした、個性的なデザインにびっくり
店舗に入ってびっくり!想像よりもずっと、“家”の雰囲気がそのまま残っていました。
壁や窓、洗面台まで、ついこの前まで人が住んでいたような佇まいのまま、groundsの靴がずらっと並んでいるんです。
印象的な花柄のチェアも、おじいちゃんの家で見たことがあるような懐かしい雰囲気。
ディスプレイにはライトを仕込み、groundsの特徴であるソールを照らしているんだとか。クリアな素材がより目立って、近未来感が漂っています。
今までもイベントやポップアップなど、リアル販売の場はあったものの、なかなか足を運べない人も多かったはず。
お店でいつでも靴を試せるとなると、ファンにとってはたまらないですよね!
店舗の奥まで進んでみると、なんと浴室までそのまま残っていました…!タイルも当時のままだから、古いおうちに遊びに来たような感覚すら覚えます。
お風呂にまで靴を展示しているなんて、さすがgroundsといったところ。
お買い物はもちろん、店内をぐるりと回ってその展示方法を見るだけでも、十分楽しめますよ。
groundsの気になるシューズをピックアップ
ここからは、groundsスタッフおすすめのモデルをご紹介します。どれも個性的なデザインですが、想像よりも軽くて履き心地がよく、どれにしようか迷ってしまうかも…。
こちらの「CLAY」(税込1万6500円)は、粘土で作ったデザインアイデアをそのまま具現化したというモデル。かなり軽くて全く足への負担がなく、クッション性にも優れています。
かかとまですっぽりと覆われているから、サンダル感覚ながら安定性も高く、タウンユースもできそう。
「MOOPIE MARY JANE」(税込3万7400円)は、流動的なソールが特徴。7cmの厚底シューズですが重さは感じられず、履き心地も安定しています。
つま先からかかとにかけて緩やかな傾斜が付いていることで、上品な印象に仕上がる一足です。
ぷくぷくとした球体ソールがついた、「JEWELRY」(税込2万9700円)も人気モデルの1つ。クッション性のあるソールで歩きやすく、地面に足をつくたびにグリップ力が感じられる、浮遊感のあるシューズです。
『CREAM / MINT』カラーの「JEWELRY PAINT」(税込3万1900円)は、コーデのアクセントにぴったりですね!
ユニークな一足を探しているなら、「ORCA AURORA」(税込4万9500円)はいかが?
靴の半分以上を占めているのでは…と思うほど大胆なソールが靴全体を包み込む、“シャチ”をイメージしたモデルです。かかとのカーブ部分はかなり湾曲しているため、歩くたびに不思議な感覚を味わえますよ。
9月発売の新作のアウトソール「SORBET」(税込3万8500円)は、シャーベットを連想させる丸みとパステルカラーの組み合わせがかわいい!
ほかのgroundsシューズと比べると、一般的なスニーカーの形に近く、普段使いしやすそうです。
店舗の足元、天井にも注目してみて
エディターが試着をしながら気になったのは、その足元。床板が貼られておらず、道路の側溝などでよく見るグレーチングが敷き詰められているんです。
実はこれ、グレーチングの隙間から床下や天井の梁などさまざまなレイヤーが透けて見えることで、groundsがテーマとする浮遊感を体験してもらうためなんだとか。
そして天井を見上げると、同じく床にグレーチングを用いた2階の様子がわかるようになっていますよ。ここにまでブランドのこだわりが詰まっているなんて、びっくりです…。
grounds待望の旗艦店は、9月2日(土)にオープン。お近くにお出かけの際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
grounds STORE 001
場所:東京都渋谷区神宮前5-18-14
営業時間:12:00~19:00
休業日:水曜日、木曜日
公式オンラインストア:https://grounds-fw.jp/
公式Instagram:@grounds_store.001