ここ数年人気を集めている、唇の粘膜に近い色味の“粘膜リップ”。
ほんのり血色感をアップしてくれて、まるで素の唇がもとからきれいなように見せてくれると、注目度の高いリップカラーです。
2023年もすでに多くの“粘膜リップ”がお目見えしており、まだまだ人気は衰えなさそう。
今回は、2023年5~9月発売の“粘膜リップ”の中から、使ってみて特に良かったリップをご紹介。まだ発売前のものもあるので、要チェックですよ!
今“粘膜リップ”を買うなら、この6つは押さえておきたい
直近で発売された“粘膜リップ”の中で、押さえておきたいのがこの6つ。
マスク着用の制限がなくなった今は、色味だけでなく質感でも楽しめるリップのほうが気分が上がりませんか?
今回選んだ6つは、みずみずしいツヤ感のあるアイテム。
色味と一緒に、その質感も存分に楽しんでくださいね。
①コスパ最強!気軽に本格的な粘膜リップが試せる/ セザンヌ
ここからは、ひとつずつリップをご紹介。
セザンヌから8月上旬に発売された、「セザンヌ リップカラーシールド」(税込660円)の『04 メロウピンク』。
5種の美容保湿成分が入っていて、力を入れなくてもするするとろけて潤うテクスチャーが、まるでリップクリームみたいなんです!
『04 メロウピンク』はシアーな仕上がりで、ニュートラルなピンクリップ。王道の“粘膜リップ”カラーな色味で、素の唇にほんのり血色感をプラスします。
ハリ感やツヤっぽさは控えめで濃くつきすぎないから、乾燥が気になったときにササっと塗れる手軽さが嬉しい~。
保湿の持続時間は、体感的には1時間ほどとそこまで長くは感じませんでした。とはいえ、色持ちの良さに関しては、2~3度塗りすれば約半日キープできていたように思います。
このクオリティで税込660円はコスパ最強です!
②素の唇の“かわいさ”を引き上げてくれる / upink
お次は、AKB48のメンバー・柏木由紀さんがプロデュースするコスメブランド、upink(ユーピンク)の「アディクトメロウリップ」(税込1210円)の新色『ピーチ』。
こちらは9月1日(金)より販売がスタートするアイテムです。
唇の透明感がアップする、透け感のあるやや青みピンクの色味。表面は適度なツヤ感で、控えめな印象を持ちました。
素の唇をさりげなく“かわいく”見せてくれるから、甘めメイクとの相性が良さそう。
ポンポンとぼかすと、よりナチュラルに素の唇に溶け込みますよ。
保湿の持続は1時間ほどと、やや短めかも。とはいえコンパクトサイズで持ち運びも楽ですし、重ね塗りしても高発色にならずに使いやすいリップです。
③ぷるんとボリュームUP!保湿力も高めで文句なしの仕上がり / HERA
7月に日本初上陸を果たした、韓国・ソウル発のラグジュアリーメイクアップブランド・HERA(ヘラ)。
ぷるんとプランピングしたような、艶っぽいむちゅっと唇が作れる「センシュアルヌードグロス」(税込4400円)からは、ヌーディーなピンクカラーの『422 ランジェリー』をご紹介します。
このリップの特に優秀なところがテクスチャー!べたつかないこっくりとしたオイルで、唇をしっかり保湿してくれるんです。
塗ったあとは薄いオイルの膜でラッピングされている感触で、ピンとハリのあるむちゅっとした唇に仕上がりますよ。
縦ジワが気になりにくく、心なしかボリュームアップ効果も感じられたのが嬉しいポイント。
『422 ランジェリー』は唇の色味をほんのり色づけるタイプなので、少し薄いと感じたら、二度塗りして唇の存在感をプラスするのがおすすめ。重ね塗りしても深みが出ず、肌なじみが良い印象です。
保湿力が非常に高く、4時間ほど経過しても乾燥を感じないほど。あえて欠点を挙げるとすれば、発色が持続しないことでしょうか。食べたり飲んだりすると、ツヤ感は残りますが色味はほとんど消えてしまいます。
お値段は他のリップに比べてお高めですが、仕上がりはとてもきれいなのでぜひお試しあれ。
④田中みな実さん監修の“粘膜リップ”はバランスが◎ / Fujiko
今年の5月に待望の商品化が実現し、大人気となったFujiko(フジコ)「ニュアンスラップティント」(税込1408円)の『(VOCE限定カラー)みな実の粘膜ピンク』。
田中みな実さん監修の粘膜リップはほんのり深みがあり、主張が強すぎない血色感と肌なじみの良さを兼ね備えた絶妙色なんです。これ1つでちゃんと存在感が出るのに、主張しすぎない唇が作れちゃう。
今回紹介している6つのリップの中で、発色、テクスチャー、持ちの良さ、価格、どの面から見ても最もバランスが取れていると思いました。
みずみずしいツヤタイプで、縦ジワが気になりにくい仕上がりに。保湿力が高く、2時間ほど経過しても乾燥が気になりませんでした。色持ちも良く、朝しっかり塗れば夕方ごろまで色が残っている印象。
完売と再販を繰り返しているほど人気のリップなので、見つけたら即買いがおすすめです!
⑤水みたいに軽いつけ心地でも色もツヤもちゃんと長持ち / Joocyee
中国コスメブランドのJoocyee(ジューシー)から、9月下旬に発売される新作リップ「メルティグロス」(税込1760円)の『#735 ローズピーチ』も必見。
くすみ感のあるシアーなローズカラーです。先ほどの『みな実の粘膜リップ』と少し似ていますが、こちらはより赤みがあり、唇の存在感がアップする印象。
またシルバーのラメが入っていて、ツヤ感と相まってよりキラキラとした輝きを演出してくれます。
実際に塗ってみると、水のようなサラサラテクスチャー!軽いのに保湿力があり、しっとりとした感触で使い心地の良さを感じました。
ティッシュオフすると色だけでなく、ツヤ感とラメも残っているのがすごい!
色やツヤ落ちを気にせずに、“ぷるちゅる”なツヤリップが楽しめるので重宝すること間違いなしです。
⑥適度な赤みで唇の印象が際立つ。色残りも良い印象 / hince
hince(ヒンス)から8月に登場したばかりの「ムードインハンサーウォーターリキッドグロウ」(税込2350円)の『W011 ブラッシュド』。
ニュートラルなピンクベージュがおしゃれな、これぞまさに“粘膜リップ”な色味です。
実際に塗ってみると、唇の色味と合わさって適度な赤みが出る印象。唇の存在感を際立たせます。
何度重ねても、濃くなりすぎずにシアーな発色のままなのがかわいい…。さりげなく唇を色づけたいなら、最初は薄めに塗るのがおすすめです。
仕上がりも唇の縦ジワなどが気にならず、ツヤ感がきれいなまま残っていて優秀!保湿力も高く、2時間ほどは乾燥が気になりません。
ティッシュオフ後もツヤ感が残っていて、色持ちの良さは今回紹介した中で一番良いと感じました。
どの“粘膜リップ”がお好み?
6色を比較してみると、hinceが一番発色が良く、セザンヌが最も薄づき。Fujikoは一番深みが出るので、大人っぽく仕上げたい時にぴったりです。
ティッシュオフしたところ、HERAはほとんど色が消えてしまいました。hinceがしっかり色が残っており、HERA以外のその他のリップも比較的色が残っている印象。
色味もブランドによってわずかに黄みがかっていたり、青みがかっていたりするので、ぜひお好みの“粘膜リップ”を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
\紹介した商品の公式サイトはこちら/
・セザンヌ 公式サイト
・upink 公式サイト
・HERA 公式サイト
・Fujiko 公式サイト
・Joocyee 公式サイト
・hince 公式サイト