愛媛県松山市にある道後温泉では、アートとクラフトをテーマにした芸術祭「道後アート2023」が、2024年2月末まで開催中。
画家・大竹伸朗さんや、フォトグラファー・蜷川実花さんの作品が温泉街を彩る、特別感たっぷりな景色は必見です。
今夏の思い出作りや、秋のお出かけ候補リストに加えてみてはいかが?
お湯とアートを楽しめる「道後アート2023」
2023年4月14日(金)より開催されている「道後アート2023」では、海外や国内アーティストによるアート作品が街のあちらこちらで楽しめます。
道後商店街のアーケード内に設置されたシンボル作品は、フランス生まれの建築家でアーティスト兼デザイナーとしても活躍する、エマニュエル・ムホーさんが手がけた『100 colors no.42』。
100色で構成された美しいインスタレーションを見上げながら、幻想的なお買い物時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
道後温泉で大竹伸朗さんや蜷川実花さんのインスターレションを堪能
日本最古と言われている道後温泉本館は、現在保存修理工事が行われています。工事中の建屋をすっぽり覆うのが、愛媛県を創作活動拠点にしている大竹伸朗さんが描いたテント膜の『熱景/NETSU-KEI』。
「エネルギー」をテーマに、ちぎり絵の手法で表現された5枚の原画を約25倍で高精細プリントした、大竹さんにとって最大のパブリック作品だといいます。
こちらの作品は10月末までの展示予定のため、気になる方は早めに訪れてみてくださいね。
道後温泉別館 飛鳥乃湯泉中庭の「ハダカヒロバ」には、蜷川実花さんが撮影した約230点の花の写真を、屋外の床面に用いた大規模な作品『飛鳥乃湯泉インスタレーション』に設置。
2種類のオリジナル提灯で広場を装飾された会場は、昼夜で異なる雰囲気を楽しめるそうですよ。
「DIRECTOR'S MARKET」で個性的なお土産をゲット
本イベントでは、アートだけでなく買い物の楽しさや新たな体験を提供する、“クラフト”にも着目。
道後温泉地区の旅館や商店街などに設置したポップアップショップ「DIRECTOR'S MARKET」にて、4組のクリエイターがそれぞれ企画や演出した工芸品などを展開しています。
道後商店街アーケード内にあるタオル専門店「伊織本店」では、アーティストの大竹彩子さん笙子さん姉妹が選別した個性的な愛媛土産がずらり。
おしゃれなパッケージが目を引く「SS×奥南の100%みかんジュース」(税込2200円〜)や、タペストリーや風呂敷として使える「SSタペストリー×黒田旗幟店」(税込2万2000円)などを、旅の思い出に選んでみてはいかがでしょうか?
「道後アート2023」概要
会期:2023年4月14日(金)〜2024年2月29日(木)
場所: 道後温泉地区
公式HP:https://dogoonsenart.com/
参照元:愛媛県松山市 プレスリリース