海、山などの自然が多く、落ち着いた雰囲気が魅力の島根県。
豊かな自然の色を強く感じられる夏~秋が、この地の観光のベストシーズンといわれているのだとか。
そんな島根を訪れるならぜひ宿泊したい、1日1組限定の一棟貸しホテルをご紹介します。
shitsu / 島根
島根県内に店舗を構える「shitsu(シツ)」は、“shitsu (質)”をコンセプトにした一棟貸しホテル。
展開しているのは、民藝の街としても知られる出雲市の「shitsu 古民家宿 / ホテル」と、松江城下の堀川に面する「shitsu COFFEE&LIBRARY(シツ コーヒーアンドライブラリー)」の2店舗です。
1日に宿泊できるのは、どちらもたった1組限定。暮らすように旅をする拠点として、街全体を楽しむ宿泊ができます。
民藝と共に暮らす旅を。「shitsu 古民家宿 / ホテル」
まずご紹介するのは、民藝と共に暮らす旅”をコンセプトに、築80年ほどの古民家をモダンにリノベーションした、出雲市の「shitsu 古民家宿 / ホテル」。
最大6名まで宿泊が可能で、島根県内外の伝統工芸品とモダンインテリアの融合した空間を独り占めできます。
1階は広めのダイニングキッチンスペース。
島根の民藝品である出西窯や湯町窯を中心に、沖縄のやちむんや作家物の器、骨董のうつわなどが勢ぞろいしています。なんと、すべて自由に使用できるんです。
IHコンロや調理器具も揃っているから、食材を持ち込んで料理をすることも可能。
2階の寝室は、もともとあった床の間を中心に、天井を抜いて梁を活かした和モダンな空間。
1950年代〜60年代のミッドセンチュリーや北欧のデザイナー家具もしつらえられており、ゆったりと“本物の時間”を体感することができますよ。
堀川と本に囲まれた非日常を。「shitsu COFFEE&LIBRARY」
一方、2022年3月に松江市にオープンした2号店である「shitsu COFFEE&LIBRARY」は、“街に溶け込むような隠れ家”をコンセプトに、壁一面が本棚になったクリーンなデザインです。
室内には、1990年代〜2000年代の雑誌やアートブックがずらりと並んでいます。
松江城下の堀川に面した素晴らしいロケーションで、街の空気を全身で感じられるウッドデッキ付き。
桜や紅葉の時期には、木々が色付いてさらに綺麗なのだとか。
自家焙煎のコーヒー豆とハンドドリップを楽しめる設備も整っていて、眞窯のマグカップで淹れたてをじっくりと味わえるから、より素敵な時間を過ごせそうですね。
2階には、洗練されたデザインのベッドルームが。
堀川の景色を楽しむため、窓は大きな一枚ガラスになっており、朝日もたっぷりと感じることができます。朝は日差しが気持ちよく差し込んで、島根旅行の1日の始まりを、とっても素敵な瞬間にしてくれるはずです。
さっそく島根旅行に出かけちゃお
今回は、島根県内に2店舗を構えるコンセプトホテル「shitsu」をご紹介しました。
ホテルだけでなく、島根県の民藝の魅力までたっぷりと感じられる贅沢な空間を、ぜひ1度味わってみてはいかがでしょうか。
shitsu 古民家宿 / ホテル
住所:島根県出雲市今市町918
定休日:なし
公式HP:https://shitsu.amebaownd.com/
公式Instagram:@shitsu_shimane
shitsu COFFEE&LIBRARY
住所:松江市東本町1-84
定休日:なし
公式HP:https://shitsu.amebaownd.com/
公式Instagram:@shitsu_matsue