じめじめと蒸し暑い夏は、不快指数もマックス。とにかく涼しいところへ避難したくなってきます。
行動規制も緩和されたこの夏は、久々の遠出を計画している方も多いのでは?特に、避暑が叶う“北海道”は夏の旅行先として大人気。
もし北海道へ足を運ぶ予定があるのなら、札幌から少し離れた“美瑛町”まで足を伸ばしてみて!広大な自然のど真ん中で、これ以上ない贅沢な時間を満喫できるカフェを見つけちゃいました。
『かもめ食堂』や『しあわせのパン』、『パンとスープと猫日和』といった映像作品が好きな方には、とことん刺さること間違いなしです。
自然に囲まれたカフェ。北海道・美瑛町「きっちん・ひとさじ」
北海道・美瑛町、「ひとさじ農場」のまん中に建つ「きっちん・ひとさじ」は、北海道の自然の恵をたっぷり詰め込んだ、やさしい料理が楽しめるカフェ。
旭川空港から車でおよそ20分、最寄りの美瑛駅からは車で約7分と、市街から少し離れたのどかな場所に位置しています。
もともとは「Cafe BIEI」として営業していましたが、2021年4月に、今の「きっちん・ひとさじ」へと名前を変えてリニューアルオープンしました。
そんな店名の通り、ここで提供されているのは“ひとさじ”の魔法を感じられるスープとパン。
美食にこだわる都心のレストランとはまた違う、丁寧な手しごとから生み出されたしあわせな料理が味わえます。
あたり一面、見渡す限りの広大な自然に癒される
「きっちん・ひとさじ」の特徴といえば、やっぱり何より広大な敷地!
なんと28万㎡、東京ドーム7個分にも及ぶひろ〜い畑のどまん中に作られたカフェからは、ずっと向こうまで続く景色を眺めることができます。
空は高く、見渡す限り小麦の稜線が続き、まるで自然に包まれたような感覚を味わえるこの場所では、日常のいろんなストレスを忘れられるかもしれません。
ランチメニューは1種類のみ。旬のおいしさを堪能して
お店で提供されているランチメニューは、「旬のバスケットセット」(税込1800円)ひとつのみ。内容は、『今月のスープ』と『手ごねチャバタのサンド』、『季節の小鉢』、それから『お好きなドリンク』がついてきます。
材料には旬のものをたっぷり取り入れているから、季節や収穫量によって内容が突然変わることもあるんだそう。
例えばある日のスープは、ひとさじ農場で採れたあま〜い「100日とうきび」を使った冷製ポタージュだったり、別のある日は、朝どれ野菜がゴロゴロ入ったボルシチだったり…。
メニューはその日ごとの一期一会だと思って、何が出てくるのかを楽しみに訪れるのが良さそうです。
パンはひとさじ農場で種まきからおこなっている、正真正銘の“手作り”。素材の味をたっぷりと感じながらいただきましょう。
ランチメニュー以外には、お菓子やケーキ(300〜600円)も用意されているみたい。お昼は別で済ませてしまった場合は、ティータイムを楽しみに足を運んでみて。
晴れた日は“はらっぱ席”で贅沢ピクニックを
「きっちん・ひとさじ」に用意された座席は、ホールが24席、テラスが10席、そして“はらっぱ席”が14席。
晴れの日は、広大な農場でピクニックする絶好のチャンス!専用のバスケットにランチセットを入れてもらって、はらっぱ席での食事を楽しみましょう。
太陽の日差しと、涼しい風、ムクムク育つ植物や動物…。目に映るもの全てがあまりにのどかで、心身をデトックスするような感覚を得られるかも。
非日常の穏やかな時間を満喫すれば、またその後に待っている日常に向けて、英気を養えそうです。
自然の力で、思う存分デトックスしちゃお
こんなに自然たっぷりの場所で、のんびり時間を過ごせるのは北海道という土地ならではかも。
地元のおいしさをたっぷり味わって、日々の疲れを存分に癒しては?
きっちん・ひとさじ
住所:北海道上川郡美瑛町大村大久保協生 北西の丘展望公園まえ
営業時間:12:00〜15:00(L.O. 14:30 ※売り切れ次第閉店)
定休日:月〜木曜日 ※変更がある場合は公式Instagramでお知らせ
公式Instagram:@kitchen_hitosaji
公式HP:https://cafebiei.com