SNSで見つけた、おしゃれでセンスのある憧れのあの人。
「どんな毎日を過ごしているの?」「なにが好き?」「おしゃれの参考にしているファッションアイコンは?」など、気になるアレコレをisutaエディターがインタビュー形式で紐解いていく、「センスフルな憧れちゃん」。
記念すべき第1回目の“憧れちゃん”は、ガラスアクセサリーブランド「TAYUMi glass(タユミ)」を手掛ける、ガラス作家のrisakoさんです。
ずっと好きなものや今ハマっていること、さらにはこれから挑戦してみたい作品などを、isutaエディター・maayaが教えてもらいました。
risakoさんってどんな人?
手仕事を職にしたいという想いから、ガラス作家として2020年からアクセサリーブランド「TAYUMi glass(タユミ)」をスタート。制作からブランドの運用までを1人で担っている。現在はオンラインストアでの販売をメインに、不定期でポップアップストアを各地で開催。
Instagram(@rissko__)
ファッションのこだわりはある?
maaya:risakoさんのInstagramを見ていると、さまざまなテイストのファッションをおしゃれに着こなしている印象を持ちましたが、特にお気に入りのファッションブランドはありますか?
risako:「TORO Vintage Clothing(トロ ヴィンテージ クロージング)」や、「SUNBURN(サンバーン)」など、ヴィンテージショップがお気に入りですね。
過去に古着屋さんで働いていたことがあるくらい、古着が好きなんです。古着屋さん巡りは、下北沢や原宿に行くことが多いと思います。
maaya:「TAYUMi glass」はポップアップイベントもよくされるというお話でしたが、イベント時は普段とファッションのテイストを変えていますか?
risako:はい、ポップアップの日はガラス作品が映えるよう、あえて黒の洋服を着るようにしています。
よく着るのは、大好きな「CECILIE BAHNSEN(セシリー バンセン)」です。全部欲しいくらいお気に入りのブランドですが、お値段が張るので少しずつ集めています。
あとは「COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)」「noir kei ninomiya(ノワール ケイ ニノミヤ)」も好きです。
maaya:先ほどの古着とは違う、ガーリーモードなテイストもお好きなんですね!
コーデを参考にするファッションアイコンはいる?
maaya:ファッションで参考にしている、risakoさん的ファッションアイコンはいますか?
risako:Molly BlutsteinさんとReese Blutsteinさん、Sissi Pohleさん、Kim Shellさんとかですかね。がっつり参考にしているというよりか、たま~にInstagramをチェックして、かわいいと思ったコーデを自分のワードローブの中から組み合わせて真似ています。
maaya:みんなおしゃれで、クール!risakoさんは普段、Instagramでどんな風におしゃれな人を探しているんですか?
risako:特別なことはしていないのですが、おしゃれだなと思った人をフォローしたときに出てくる、おすすめのアカウントを追っていって、ピンとくる人をフォローしていく…というのをやっています。
ずっと続けている趣味や、ハマっていることは?
maaya:risakoさんが長らく続けている趣味はありますか?
risako:昔から建物を眺めるのが好きなんです。高層ビル、古くからある日本家屋…もうなんでも。
特に建築家の黒川紀章(くろかわきしょう)さんの建築物が大好きで、東京・六本木にある国立新美術館には何度も足を運んでいます。見るたびに、その迫力に圧倒されますね!
他にも、老朽化により取り壊されてしまいましたが、銀座にあった「中銀カプセルタワービル」は、建物の中に入れる見学ツアーに参加したこともあるくらい、好きな建物のひとつです。
maaya:「中銀カプセルタワービル」、私も見たことがあります!
risako:カプセルが積み重なった独特な見た目がかっこいいですし、近未来的なお部屋には感動しました。
maaya:他に、最近ハマっていることはありますか?
risako:ようやく海外にもまた行けるようになってきましたし、アフリカのサファリツアーも気になっています。前にテレビのドキュメント番組で観た、テントの外でグループのメンバーが一晩ずつ見張りをするというのにも挑戦してみたいです。
maaya:ご自身もやってみたいという発想が、とってもワイルドですね。ゆったりとした口調のrisakoさんはインドア派なのかなと思っていたので、サバンナツアーに参加したいと話が出てくるのは意外でした!
アクセサリー作りのアトリエはどこ?
maaya:ここからは、risakoさんが運営されている「TAYUMi glass」にまつわる質問もさせてください。普段はどこでアクセサリー作りをされているんですか?
risako:実は、実家にある自分の部屋にガス栓を引いて制作しているんです。
maaya:ガラスを扱う作業には高温のバーナーも使われると思いますし、いろいろ大変なことがありそうですね。
risako:2000度近い高温のバーナーを扱うので、夏の作業は本当に地獄です…。空気循環も必要だから、エアコンをかけながら窓とドアを全開にしてやっています。
maaya:今の時期の作品作りは、体力勝負ですね…。いつもどんなスケジュールで制作されているんですか?
risako:基本的に作品は、23時ぐらいから朝7時にかけて作っています。真夜中のほうがやる気が起きて、作業が捗るんですよね。ジブリ作品が大好きなので、BGMのように好きな映像を流し見しながら作っています。
最近買ったお気に入りのものは?
risako:ジブリにまつわる話でいうと、最近買った『千と千尋の神隠し』のZIPPO(ジッポ)ライターがとても気に入っています!ガラス制作時、バーナーに火をつける時に使っています。
ジブリ作品で一番好きな『千と千尋の神隠し』のアイテムだったので、ずっと欲しくて…。思いきって買っちゃいました。表にはハクがデザインされていて、裏にも竜になったハクがいます。細やかなデザインにうっとり。
maaya:ずっと眺めていたくなるほど、素敵なアイテムですね。お仕事のときは、自分の気分が上がるものを使いたい気持ち、とってもわかります。
risako:7月19日(水)から伊勢丹新宿店で始まるポップアップストアに向けて作品作りを頑張っている真っ最中なので、このジッポライターを見ながら暑さに負けずに頑張りたいと思います!
これからやってみたい夢ってある?
maaya:risakoさんが今後、挑戦してみたいことはありますか?
risako:ガラスと金属を使って、ガラスだけでは作れなかったデザインにトライしてみたいです。あとは涼しくなったらもう少し大きな作品も作ってみたいですね。
maaya:ガラス×金属のアクセサリー、想像するだけでもおしゃれでワクワクします!risakoさんのこれからの作品も、とっても楽しみにしています。
risako:ありがとうございます。かわいいアクセサリーになるように頑張ります!
「見たことがないものを見たい欲が強いんです」と、目をキラキラさせながらお話していたのが、とっても印象的だったrisakoさん。
ゆったりとした口調から、一見おっとりとした性格の方なのかなと思いきや、まさか「アフリカのサバンナツアーに行って、外でテントの見張りをしてみたい!」という話が出てくるとは思いもよらず(笑)
「金属を使ったアクセサリーに挑戦してみたい」などのお話があったように、常に新しいことに目を向けて、毎日を楽しく過ごしている印象を持ちました。
それにしても、お洋服がぜんぶかわいすぎる…。
byエディター・maaya