ここ最近人気の、没入型展覧会。一般的な美術館と違って実際にその世界観に浸ることができるため、普段から美術鑑賞をしない人も楽しむことができて、足を運びやすいですよね。
現在、愛知県・名古屋市では、ゴッホの有名作品を全身で楽しむことができる「ゴッホ・アライブ Van Gogh Alive」が開催中です。
3月18日(土)からは兵庫県・神戸市で行われるこちらの展覧会、どんな様子なのか見ていきましょう。
全世界で850万人が感動した「ゴッホ・アライブ」
「ゴッホ・アライブ」は全世界を巡回し、850万人もの人たちを魅了してきた大人気の展覧会。日本では現在開催中の名古屋、そして神戸に上陸。
青色で描かれた夜空と月が印象的な『星月夜』をはじめとしたゴッホの名作が、クラシック音楽とともに会場に映し出されます。
またゴッホの部屋を実物大に再現した場所など、視覚だけでなく、実際に触れて体験できる場所も用意されていますよ。
映し出される絵は座ってゆったり鑑賞して
今回の展覧会では、作品がプロジェクションマッピングによって壁、床、天井など会場全体に映し出されます。床に置かれたクッションにもたれかかって、ゴッホの作品を五感で体験することができるんですよ。
またアロマを使った演出で、オランダ、パリ、南仏アルル、などゴッホと縁が深い地域を嗅覚でも体験することができ、全身で作品を感じることができるんだとか。
心地の良い空間に、ついつい長居してしまいそうな予感です。
代表作『ひまわり』の一部になれちゃうスポットも
プロジェクションマッピングを使用した演出だけでなく、実際に触れてアートを感じられるブースがあるのも、今回の展覧会の魅力。
先ほどご紹介したゴッホの部屋の他に、有名な作品『ひまわり』をたっぷりと体験できる、ひまわり畑を再現したブースもあります。
永遠にどこまでも続いているように感じられるひまわり畑は、最高のフォトスポット。鏡の壁をうまく利用して素敵な写真を撮ってみてくださいね。
今年の春休みはアートを楽しも
今回ご紹介した「ゴッホ・アライブ」は、3月5日(日)まで名古屋で開催された後、神戸へと巡回。
当日券は売り切れる可能性があるそうなので、名古屋展は日時指定券・神戸展は前売り券を事前に購入していくのがおすすめですよ。
近くに住んでいる方や、旅行で名古屋・神戸に行く予定がある方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
ゴッホ・アライブ Van Gogh Alive
公式サイト:https://goghalivejp.com/
◇名古屋展
開催期間:2022年12月10日(土)~2023年3月5日(日)
場所:金山南ビル美術館棟 (旧名古屋ボストン美術館)
時間:10:00~20:00(日曜日は18:00まで)※最終入場は閉館の60分前まで
入場料:一般2500円 / 高校・大学生2000円 / 小・中学生1500円
◇神戸展
開催期間:2023年3月18日(土)~6月4日(日)※月曜日休館
場所:兵庫県立美術館ギャラリー棟3階
時間:10:00~18:00 ※最終入場は閉館の60分前まで
前売券:一般2300円 / 高校・大学生1800円 / 小・中学生1300円(販売期間:~3月17日(金)23:59)
当日券:一般2500円 / 高校・大学生2000円 / 小・中学生1500円