isutaエディターをごきげんにしてくれる、“ちょっといいもの”を紹介するコラム連載『トーキョーごきげん倶楽部』がスタート!
初回を飾るのは、しあわせを詰め込んだお菓子「レーズンサンド」のお話です。
レーズンサンドといえば、サクサク(もしくはしっとり)なクッキーの間に、口溶けなめらかなバタークリームと、プチプチ食感も楽しいレーズンが挟まれた、禁断の一品。
フードエッセイストの平野紗季子さんは、実はこのお菓子の要とも言える「レーズン」が苦手なんだそう。
けれど「レーズンは嫌いだけどレーズンサンドを食べてみたい」という、持ち前の“食に対する好奇心”を発揮し、「(NO)RAISIN SANDWICH(ノー・レーズン・サンドイッチ)」というお菓子ブランドを立ち上げたといいます。
平野さんのセンスが大好きで、なおかつレーズンサンドが大好きなisutaエディター・toona。
ちょうど9月21日(水)〜27日(火)の期間、新宿伊勢丹にノー・レーズン・サンドイッチのポップアップショップがオープンすることを知り、これを逃す手段はないと、行ってきました!
いざ「(NO)RAISIN SANDIWCH スペシャル売店 at 伊勢丹新宿店」へ!
ポップアップ期間終盤、実際に会場へ足を運ぶ前に一度Twitterで情報収集してみると、グッズはすでにほとんどが完売してしまっていて、主役のレーズンサンドも連日12時頃には売り切れている様子。
さらに混雑を避けるため、整理券も配布されているとのこと…。えっ、整理券必要なの?
うかうかしていたら買えないかもと不安が募り、結局、オープン1時間前から扉の前で待機してしまいました。完全に張り切りすぎた気もしたけれど、整理番号1番をゲットして一安心。
無事、レーズンサンドのフレーバー違いを1箱ずつ(各 税込2500円)、そして唯一残っていたグッズ「YES and NO プレート」(税込2420円)を購入できたのです。
こんなビジュアル、反則でしょ。かわいすぎて開けられない…
ノー・レーズン・サンドイッチのステッカーがぺたりと貼られた、お馴染み“伊勢丹の紙袋”は特別感も増し増しで、持っているだけで気分があがっちゃう!
田部井美奈さんがアートディレクションを手がけるパッケージは、どの角度から見ても完璧なかわいさで、紐を解いてしまうのさえ躊躇われるほど。
そしてずらりと並んだレーズンサンド(と、ノーレーズンサンド)は、もはや芸術!
3種類の(ノー)レーズンサンド、気になるお味は?
ベーシックなレーズンサンドは、定番のはずなのに一味違います。一般的なものよりもクッキー部分がしっかり厚めで、食べ応えが抜群。
クリームの量が控えめだから、重くもたれることはなく、けれど舌触りはなめらかで、バターの豊かな風味もしっかり感じられるんです。これはおいしい!止まらない!
続けざまに“ノーレーズン”の『ピニャコラーダパラダイス』をいただきます。
実は私、ココナッツがちょっと苦手。商品説明には、クリームにもクッキーにもたっぷりのココナッツが使われていると書かれていたから、ドキドキしながら口にしました。
けれど食べてみて安心!ココナッツは思ったほど主張が強くなく、むしろ引き立て役という感じ。パイナップルとトロピカルクリームを挟んだ爽やかなフレーバーは、酸味とほのかな塩気のおかげで、飽きずにパクパク食べ進められちゃいます。
そして現在販売中の『くるみコーヒー』は、口にすると苦味と甘みがブワッと広がる、ちょっと大人なお味。
クッキーにまでコーヒーがしっかり練り込まれているから、甘いものが苦手な人でもおいしく食べられそう。最近、甘いものにはブラックコーヒーの苦味を添えないといられなかった私ですが、こちらは単体でもぺろりといけちゃいました
カリカリしたくるみの歯ごたえもたまりません。
そしてそして、実物を見たら買わずにいられなかったプレートも、いい仕事をしてくれています。
シンプルなのにどこかユーモアがあって、何よりこのサイズ感が絶妙!「ノーレーズンサンドにシンデレラフィットする」とは聞いていたけれど、クロワッサンみたいな小ぶりなパンをちょこんと乗せるのにも活躍してくれます。
目でも満足、舌もお腹も満足!かわいくておいしい(ノー)レーズンサンドにすっかり満たされました。
(NO)RAISIN SANDWICH 公式Instagram
@noraisinsandwich