最近グッと涼しくなり、香水も秋冬用にチェンジしようと考えている方も多いのではないでしょうか。
近年、ファッション界にもサステナブルな製品が増えてきましたが、香水にも環境に配慮した「ヴィーガンフレグランス」と呼ばれるものがあるのはご存じですか?
今回は、動物性の香料を使用せず、開発段階での動物実験も行なっていない、「ヴィーガンフレグランス」をご紹介します。
ニューヨーク初のヴィーガンフレグランス「LE LABO (ル ラボ)」
「パフュームの創作はより人道的な立場に立ち、動物を対象とする実験を回避すべきと考えます」というマニュフェストの通り、LE LABO(ル ラボ)は動物にやさしい、クルエルティフリーを宣言しているブランドの一つです。
数ある香りの中でおすすめなのが、「SANTAL 33」(15ml/1万780円)。こちらは、馬に寄り掛かったカウボーイがタバコを吸っている、アメリカの古いファンタジーからインスピレーションを受けて作られた香り。今まで出合ったことがない、唯一無二な香りに魅了されること間違いなしです。
フレグランスアイテムも大人気の「Aesop(イソップ)」
Aesop(イソップ)は1987年の創業時から、あらゆる動物実験に対して反対の立場をとっており、すべての製品に動物性の材料を使用していないヴィーガンブランドです。
閉店・改装した店舗の資材を新しい店舗で再利用するなど、製品だけでなくストアデザインにも徹底したこだわりがあるんだそう。
Aesopのフレグランスは全部で8種類ありますが、秋冬に特におすすめなのがスモーキーなノートがヒノキの森を連想させる「ヒュイル オードパルファム」(50ml/1万4630円)。清涼な香りは日本の森をモチーフにして作られたんだとか。
ウッディな暖かい香りはこれからの季節にぴったりです。
これ知ってる?って自慢できちゃう「DED COOL(デッドクール)」
バーコードのモチーフがおしゃれなこちらのブランドは、ロサンゼルス発のヴィーガンブランドDED COOL(デッドクール)。DED COOLは世界的な水不足を考慮した「NO WATER」のポリシーのもと水を使わずにつくられており、その徹底したサステナブルな活動が魅力的なブランドなんです。
おすすめの香りは「FRAGRANCE NUMBER 03」。バイオレットが香った後、香ばしいウッドの香りに変化するのが特徴です。
水を使わないため持続力が高く、ユニセックスな香りはプレゼントにも喜ばれそう。
清潔感のある香りが魅力の「Maison Louis Marie(メゾン ルイ マリー)」
フランスの植物史のパイオニアであるルイ=マリーの子孫が設立したMaison Louis Marie(メゾン ルイ マリー)は、地球に良いことをしながらクリーンで贅沢なフレグランスを作るというのが原則。
Maison Louis Marieのおすすめの香りは、「No.2 Le Long Fond」。ヒノキの清々しい香りから、清潔感を残しつつホワイトムスクの甘い香りに変化する、強すぎず透明感のある香りなんです。場所を問わず使えますよ。
最近話題の「FIELE FRAGRANCES(フィエールフレグランス)」もヴィーガン
以前isutaの記事でご紹介したFIELE FRAGRANCES(フィエールフレグランス)もヴィーガンフレグランスブランドの一つ。有害物質を一切使わず、世界中から希少な天然成分を集めて一つひとつ手作業で製造されています。
「VIOLA」はエジプトで製造されたすみれをベースに作られており、春のピクニックの晴れやかな気分を呼び起こす香りなんだとか。
ぽってとしたかわいらしいパッケージも相まって、ついつい手に取ってしまいそう…!
サステナブルを香水から取り入れて
今回はヴィーガンフレグランスブランドをご紹介しました。
ヴィーガンフレグランスは、環境はもちろんのこと人体に優しいのも大きな特徴。
安心安全につけられるヴィーガンフレグランスを、この秋冬から取り入れてみてはいかがでしょうか。
アイテムの購入はこちらから
LE LABO「SANTAL 33」
Aesop「Hwyl」
DED COOL 「FRAGRANCE NUMBER 03」
Maison Louis Marie「No.2 Le Long Fond」
FIELE FRAGRANCES「VIOLA」