「アーニャ、ピーナッツが好き!」というセリフを、耳にしたことがある人も多いのでは?2022年4月からテレビ東京ほかにて放送されていたアニメ『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』は大きな話題を呼び、SNSでも注目を集めていました。
そんな同作の第2クールが、10月1日(土)の午後11時からスタート!かわいい家族も新たに加わり、ますますにぎやかなフォージャー家の日常が描かれます。
第1クールから学ぶことができた、人との関わり方や“自分らしさ”についての考え方は、きっと日々の暮らしにも生かすことができるはず。第2クールが始まる前に、ぜひおさらいしておきましょ!
誰にも見せない一面があっていい
スパイという裏の顔を持つ父・ロイド、殺し屋という仕事を担う母・ヨル、エスパー(超能力)である娘・アーニャ。赤の他人だった3人はそれぞれの事情を抱え、秘密を隠しながら家族を装い過ごしています。
ここまで大きな秘密でなくとも、私たちにも人には言えない一面を持っているはず。悲しい過去だったり、複雑な事情だったり、みんな抱えているものがありますよね。
話す人や会う人によって、少しずつ違う自分を見せるように、相手にもきっとさまざまな事情があるはずです。
そんな風に相手のことを思いやれれば、3人のような温かい関係性を築けるかもしれませんよ。
かっこいい大人を目指して奮闘すれば、誰かが見ている
ロイドのスパイ任務手助けのため、なんとか名門校に合格したアーニャ。入学初日から、スパイ標的の子どもであるダミアンに近づこうと意気込みますが、予想外にも彼から悪口をたくさん浴びてしまうのです。
怒りそうになったところで思い出したのは、母・ヨルの「感情に任せて力を振るうものは、真の強者ではない」という言葉。そこでは手を出すことを我慢して、大人の余裕を見せつけます。
しかしその後も嫌がらせが続き、結局そのあとパンチをお見舞いしてしまうことに…次の日には、涙ながらにダミアンへ謝ったのでした。
初日の失態によりクラスメイトから距離を置かれてしまうアーニャでしたが、友達になったベッキーから「人間って浅はかよね。表面的な情報でしか判断できない。私はアーニャちゃんのいいところをちゃんと知ってる」と声をかけられました。
まだまだ子どもだけど、かっこいい大人を目指して奮闘中のアーニャ。少しずつ成長していく様子に、なんだか勇気づけられます!
「こうあるべき」という概念に囚われなくていい
妻のヨルの本職は殺し屋。「料理などの家事は苦手、妻らしいことができていない」という理由から、自分はロイドの妻として相応しくないのではないのではと悩んでいました。
それでも、世の中の“理想の妻”を目指して奮闘。
その様子を見たロイドは、「世の中の多くの家庭でも妻はこうあるべきとか、親はこうあるべきだと演じているのでは。それに縛られすぎると、うまくいくこともうまくいかなくなってしまう。演じてばかりでは、疲れてしまうこともある。ヨルさんもそのままでいてください」と伝えます。
妻に限らず夫、男性、女性など、さまざまな概念に縛られがちですが、人はそれぞれ違うもの。ロイドの言葉は、改めてそんな大事なことを思い出させてくれますね。
第2クール前におさらいしておこ!
第1クールを改めて見直してみると、新たに気づかされることもあるかも。
これから登場する新たな家族や、家庭内での関係性など、楽しみな要素がたくさん。10月スタートの新クールからも目が離せません!
TVアニメ『SPY×FAMILY』公式サイト
https://spy-family.net/