昨今おうち時間が増えたことで、インテリアにこだわる人も増えたはず。お部屋をパッと彩るアートを飾るなら、トライしやすいポーリングアートを、自分の手で作り上げてみるなんていかがでしょう?
さまざまなアトリエやイベントで、ワークショップが開催されることも増えてきているんです。
今回は、isuta LAB#2でも講師として参加いただくアーティスト・yuimeさんに、ワークショップをはじめたきっかけや、ポーリングアートの魅力をお聞きしました!
マーブル模様がかわいい、ポーリングアートって?
ポーリングアートとは、液状化した絵の具をキャンバスにたらし込んで完成させるもの。難しい知識やテクニックがなくても気軽に誰でも楽しめることから、最近注目が高まっているんです。
作りたいイメージに合わせて、絵の具の色をチョイス。それをキャンバスにたらし込み、絵の具の量を調整させたり、キャンバス自体を傾けたりしながら、思い思いのデザインを描いていきます。
絵の具の動きはなかなかコントロールすることが難しく、予想外の仕上がりになることも。でもそれも“味”として、愛着が湧いてくるはずですよ。
絵を描かない人も含めて、いろいろな人のアートを見たい
yuimeさんがワークショップをスタートさせた理由は、“普段から絵を描く人も描かない人も、いろいろな人のアートを見てみたい”と思ったから。
アートの経験がなかったというyuimeさんは、1つの作品を描き上げることに大変な難しさを感じていたといいます。
一方でポーリングアートは、自分の気持ちに素直に色を選ぶだけで、唯一無二の作品が作れる魅力的な手法。
同じ手法でも、一人ひとり全く違うアートが出来上がるところに、魅力を感じているそうですよ。
そんな、まるで個性の写鏡のようなポーリングアートを通じて、「もっといろいろな人の個性を見てみたい」と思ったんだとか。
“自分らしさ”が現れるアート
人はそれぞれ、遺伝子や育った環境などに関わらず、生まれ持った個性があるもの。yuimeさんは、そういった根強い個性を大事にできる場所を作りたいと考えているそうです。
「“社会”という1つの物差しでは、邪魔になってしまう個性もあるかもしれない。でも私のワークショップでアートを作ってもらうと、“その人にしかできないこと”を強く感じるんです」と話してくれました。
ポーリングアートを通じて感じてほしいのは、どんな人にも“自分らしさ”があるということ。
そして描いた作品は、自分自身をどう生かすかを示すお守りのような、道しるべのような存在であってほしいと思っているといいます。
今までアート作りを経験したことがない人でも、ポーリングアートなら、難しいテクニックなしに自分の個性を表現できるはず。色の組み合わせやたらし込み方によって、あなたらしさが現れてくるかもしれませんよ。
yuimeさんのワークショップでに挑戦してみない?
yuimeさんは今後も学習型のレッスンではなく、体験型のワークショップを毎月続けていく予定とのこと。公式Instagramにて申し込みを受け付けているので、ぜひチェックしてみてください。
また9月24日(土)・25日(日)は、東京・代官山のUPSTAIRS GALLERY(アップステアーズギャラリー)で開催される、Arte de acoグループ展 「絵のある生活 Vol.18」に出展予定だといいます。
今後のアップデートは、下記Instagramからご確認くださいね。
☾ y m |pouring art & acrylic painting
公式IG:@ym_acrylic
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