最近は身近にアートを楽しめる展覧会が増えていることもあり、ミュージアムめぐりをする人が増加中。日常的な作品に触れたり、美しい映像をみたりすることで、リフレッシュできますよね。
今回は懐かしい気分を味わえる、“子ども心がくすぐられちゃう”ミュージアムをご紹介。
懐かしい絵本やかわいいキャラクターの展示を鑑賞すれば、癒されること間違いなしですよ。
ヨシタケシンスケ展かもしれない / 兵庫・広島・愛知
兵庫の市立伊丹ミュージアムでは、「ヨシタケシンスケ展かもしれない」が開催中です。絵本作家のヨシタケシンスケさんは、2013年の『りんごかもしれない』で絵本作家デビュー。
『もう ぬげない』や、『おしっこちょっぴりもれたろう』といった作品を、見たことがある人もいるのではないでしょうか。何気ない日常の一コマを切り取った、ゆるいタッチのイラストが特徴的ですよね。
本展は、ヨシタケさん初となる大規模個展。2000点以上ものスケッチが公開されているほか、私物コレクションが約400点以上展示されています。
どんな発想から物語が生まれているのか、気になる頭の中をのぞくことができるかも。
会場は基本的に撮影OKとのことなので、かわいい写真もたくさん残せますよ。
残念ながら兵庫会場のチケットはすべて売り切れてしまっており、残す開催は広島(9月23日〜11月20日)と愛知(12月10日〜2023年1月15日)。そのあとも全国巡回するかも…?とのことなので、最新情報をチェックしておきましょう!
ヨシタケシンスケ展かもしれない 兵庫会場
会期:7月29日(金)~8月28日(日)
会場:市立伊丹ミュージアム 兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30 まで)
観覧料:一般1000円(前売り900円)大学・高校生700円(前売り600円)
公式サイト:https://yoshitake-ten.exhibit.jp/
こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界 / 東京・世田谷
東京・用賀の「世田谷美術館」で9月4日(日)まで開催されているのは「こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界」。子どもの頃、かわいいくまの絵本を読んだことがある人も多いかもしれませんね。
本展では、人気作『しろくまちゃんのほっとけーき』をはじめとした、「こぐまちゃんえほん」シリーズの魅力に迫ります。
会場には原画やリトグラフなど、約230点を展示。野外のフォトスポットも、忘れずにチェックしてくださいね!
かわいいイラストを眺めながら、懐かしい気持ちになれるはず。子どもに戻ったつもりで、絵本の世界をとことん楽しんじゃいましょう。
世田谷美術館での会期を終えた後は、2023年4月に山形美術館で開催予定とのこと。少し間が空いてしまうので、ぜひ今のうちに訪れてみて。
こぐまちゃんとしろくまちゃん
会期:7月2日(土)~9月4日(日)
会場:世田谷美術館 東京都世田谷区砧公園1-2
開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:毎週月曜日
観覧料:一般1200円、大高生800円
公式サイト:https://koguma-wakayama.com/outline.html
かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと / 東京・渋谷
渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムでは、「かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと」が開催中です。絵本作家のかこさとしさんといえば、とりわけ『からすのパンやさん』が有名ですよね。
素朴でかわいらしいイラストに、きっと夢中になった人も多いはず。本展では、油彩画や絵本の原画など、貴重な資料が一堂に会しています。
創作の原点となった紙芝居から、人気シリーズの誕生秘話まで。彼がストーリーに込めた、学びの要素が展示されているそうですよ。
今改めて作品に触れてみると、新たな発見があるかもしれません。
会場には、こんなかわいいフォトスポットも!ぜひ、お気に入りのパンを見つけてくださいね。
かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと
会期:7月16日(土)~9月4日(日)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム 東京都渋谷区道玄坂2-24-1
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
観覧料:一般1400円(前売り1200円)、大学生800円、高校・中学生500円
公式サイト:https://xn--rbunkamura-gd4i.co.jp/
絵本のミュージアムって楽しそう!
大人になった今、あえて絵本の世界を楽しんでみるのもありかも。幼い頃はわからなかったことも、今なら感じ取れるかもしれませんよ。
お出かけの際は、感染対策もお忘れなく。