数年前から続く“フィルムカメラブーム”。
スマホで気軽に写真を撮れるようになったからこそ、写りが不安定だったり、現像に時間がかかったりする“不便さ”が逆に新鮮だと、人気を集めていますよね。
「写ルンです」などの使い捨てフィルムカメラに始まり、最近では本格的な“フィルム交換タイプ”のカメラを持つ人も増えているみたい。特に「KODAK(コダック)の「M35」は、少し前にカメラ好きさんの中で話題にもなりました。
実はそんなKODAKから、注目の新フィルムカメラ「KODAK EKTAR H35」が登場したんです。今回の新製品は、なにやら通常のフィルムカメラとも一味違うみたいで…。
コダックの新フィルムカメラ「KODAK EKTAR H35」
「KODAK EKTAR H35」は、「KODAK」から2022年7月1日(金)に発売されたばかりの新製品。中のフィルムを入れ替えて使うタイプのフィルムカメラです。
価格はオープンプライスに設定されているため、販売店によって異なりますが、大体7000円〜9000円台で買えるみたい。あまりの人気に売り切れが続出していて、価格も高騰しつつあるようです。
本体サイズはヨコ11cm×タテ6.2cmとコンパクトで、120gと軽量だから、毎日持ち歩くのにも便利。ちょっとしたお散歩のときに持っておけば、思いがけず素敵な1枚が撮れるかもしれません。
カメラには、ハンドストラップと布製ケースも付属しているから安心。あとは単四アルカリ乾電池1個とお好みのフィルムを用意すれば、すぐに撮影を楽しめます。
カラバリがすっごく魅力的なんです
カラーはブラック/ブラウン/セージ(グリーン)/サンド(イエロー)の、全4色がラインナップしています。
黒革と滑らかなシルバープレートを組み合わせた『ブラック』は、シンプルでクラシックな王道。アンティーク感たっぷりな『ブラウン』は、持っているだけでなんだかサマになる魅力があります。
特に人気なのが『セージ』。明るすぎず暗すぎず、グレーがかったグリーンの色味が絶妙すぎるんです。とはいえ、“コダックらしい”イエローを淡く落とし込んだ『サンド』も捨てがたい…。
カラーひとつ選ぶのにもかなり迷っちゃいますよね。
“ハーフサイズカメラ”って使ったことある?
「KODAK EKTAR H35」の1番の特徴は、“ハーフサイズカメラ”だという点。
ハーフサイズカメラとは、フィルム1コマの中に2コマが収まる設計のカメラのことで、例えば24枚撮りのフィルムを使えば48枚、36枚撮りフィルムなら72枚のハーフフレーム写真を撮影できます。
フィルムカメラはどうしてもフィルム代がかさむので、その出費を通常の1/2に抑えられるのはとってもうれしいですよね。
何より、2ショット1組の仕上がりがレトロながらも新鮮で、すごく素敵なんですよ。
ハーフフレーム写真といっても、フィルムは特別なものを使うわけではなく、通常の35mmでOK。
ただフィルムの半分の枠を使うため、撮り方がちょっとだけややこしく、一般的なスタイルとは“逆”になるので注意が必要です。
横型の写真を撮りたいときにはカメラを縦に構え、反対に縦型の写真を撮る場合は横に構える必要があります。最初のうちは失敗することもあるかもしれませんが、それもきっといい味になるはず。
せっかくいつもの倍の枚数撮れるのだから、どんどんシャッターを切っちゃいましょう!
2枚1組のペアリングを工夫するのも、このカメラの楽しみの1つです。
同じ場所で画角や距離を変えて、同じ被写体を別の時間帯で、あるいは全く別のものをセットにして…。
可能性は無限大。思うがままに撮っているうちに、新たな世界が広がりそうです。
初心者さんでも簡単に使えちゃう親切設計がうれしい
カメラにはフラッシュが内蔵されていて、昼も夜も、また屋外・屋内問わず撮影を楽しめるのがうれしいポイント。
フラッシュのオン・オフは、レンズの周りのシルバーリングを回すことで切り替え可能です。
フォーカスフリーでピントも合いやすく、ボタンを押すだけでシャッターを切れるので、とっても手軽かつ簡単に使えちゃいます。カメラ初心者さんの練習用にもぴったりなんだとか。
夏の思い出をたっぷり残したい!
夏はイベントごとも多いから、その分思い出もたっぷり残したいところ。素敵なお出かけのお供に、「KODAK EKTAR H35」をゲットしてはいかがでしょう?
現在は人気のあまり品切れも相次いでおり、見つけられたらラッキー!そのときは、ぜひすぐにレジに持っていって。
「KODAK EKTAR H35」商品詳細ページ ※英語表記
https://retopro.co/pages/product-1